バックグラウンド印刷

用語の解説

バックグラウンド印刷とは

(バックグラウンドインサツ)

 フォアグラウンドで編集作業などを続けながら、それと同時進行で、印刷処理をバックグラウンドで実行すること、またはそれを可能にする機能。

 Windowsのようなマルチタスク環境では、一般に時間のかかる印刷処理は、専用のプロセス(タスク)を割り当て、バックグラウンドで実行させるのが一般的である。 これを可能にするのがプリンタスプールの機能で、アプリケーションからの印刷処理は、ここにいったんスプールされ、専用プロセス(タスク)によって順次プリンタに出力される。 WindowsやWindows NTでは、このプリントスプールがシステムで標準的にサポートされている。

 ただしアプリケーションによっては、編集可能状態への復帰をさらに高速化させるため、アプリケーション内部で複数のプロセス(タスク)を実行し、プリンタスプールにデータを送信する処理自体も多重化しているものもある。 Windowsアプリケーションがアプリケーション自体の機能として「バックグラウンド印刷」と言及する場合には、こちらの機能を指すことが多い。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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