プチフリ

用語の解説

プチフリとは

(プチフリーズ,petit freeze,)
プチフリとは、SSDを搭載したPCで、ファイルアクセスを頻繁に行った際にレスポンスが著しく低下する現象のことである。
SSDは、半導体メモリを用いた記憶装置であり、HDDと比べてシークタイムが少なく、ランダムアクセスでのデータの読み出しが非常に高速であるという特徴がある。 他方、SSDのデータの書き換えは一定量のブロック単位で行われるため、数キロバイトのデータを更新書き換える場合にも、ブロック全体のデータ数十キロバイトを全て書き換える構造となっている。 OSやアプリケーションを操作する中で、ランダムアクセスによる小サイズのデータの書き換えが頻繁に発生すると、結果として、挙動が極端に低下する場合が生じうる。 フラッシュメモリは当初、デジタル画像を記録するストレージのように、ある程度容量のあるファイルをシーケンシャルに書き込んでいく用途に多く用いられていた。 逆にSSDでは、ランダムアクセスで小さなファイルを読み書きする頻度が多い。 ファイルシステムの改善などによるプチフリの防止が見込まれている。

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