ファイアウォール

用語の解説

ファイアウォールとは

(ファイアウォール)

 組織内部のローカルなネットワーク(Intranet)と、その外部に広がるInternetとの間に、外部からの不正なアクセスを防ぐ目的で設置されるルータやホスト、またはその機能的役割のこと。

名前の由来は、火の手を防いで延焼を食い止める「防火壁(firewall)」に因んでいる。

 機能的には、組織内外からの通信要求をすべて捕捉し、恣意的に通過させたり禁止したりすることによって、必要なサービスだけをユーザーに提供しつつ、セキュリティを確保する。 ただし、ファイアウォールの構築方法には特に決まった形式があるわけではなく、その組織のセキュリティに対するポリシー(方針)によって大きく異なる。 一般的には、セキュリティを強化するとユーザーに提供できるサービスが限定されたり制限を受けたりする。 逆に、Internetのサービスを比較的自由に使えるようにすると、その分安全性は低下する。

 必要なサービスだけを恣意的に通過させる方法として、アプリケーションゲートウェイ(Proxy)、サーキットレベルゲートウェイ、パケットフィルタの3種類があるが、実際のシステムではこれらを柔軟に組み合わせて安全性の高いファイアウォールシステムを構築している。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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