メインメモリ

用語の解説

メインメモリとは

(主記憶装置,main memory,)
メインメモリとは、プログラムやデータを一時的に蓄えておくための装置で、CPUの命令で直接アクセスできる装置のことである。
ノイマン型コンピュータを構成する五大要素(制御装置、演算装置、主記憶装置、入力装置、出力装置)の中の主記憶装置に相当する。 メインメモリは半導体素子を利用して電気的に記録を行っている。 そのためCPUがダイレクトに読み書きすることが可能で、また動作も非常に高速であるという利点がある。 ただし電源を切ると内容が失われる(揮発する)という欠点がある。 記憶できる容量あたりの単価も非常に高くつく。 コンピューターには、メインメモリの難点を補うための記憶装置として、メインメモリの他にハードディスクやフロッピーディスクなどの外部記憶装置(補助記憶装置)が装備されている。 メインメモリと外部記憶装置を使い分け、データの加工はメインメモリで高速に行い、他方で保存を目的とする場合には外部記憶装置に収める仕組みがとられている。 処理中のデータでもメインメモリが記憶しきれないものは、外部記憶装置に保管され、必要に応じて呼び出されている。 あまり多くのアプリケーションを実行すると、一旦保管したデータを呼び出す時間がかかり、コンピュータの処理速度が遅くなる。 メインメモリは高価だが、増設すればするほど多くのデータを同時に扱うことができる。 音声や動画の処理などには多くのメモリ容量が必要となるため、画像処理専用のメモリとして用意される場合もある。

用語解説出典   powered by. Weblio

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