ラリー・ウォール

用語の解説

ラリー・ウォールとは

(Larry Wall)
ラリー・ウォールとは、プログラミング言語「Perl」の開発者として知られている米国のプログラマーである。
ラリー・ウォールは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校と、同大学バークレー校で言語学を学んだ。 卒業後ユニシス社に入社、そこでPerlの原型となる言語を作成した。 後に同社を退き、いくつかのソフトウェア関連企業を転々としながらPerlの拡張を続けていたといわれている。 1996年、ティム・オライリーの誘いを受けて、オライリー社に入社した。 経営者であったティム・オライリーはプログラムのオープンソース化を推進する運動の支援者として有名であり、そのもとでラリー・ウォールもPerlのオープンソース化を進めた。 ※肖像は御本人の許可を得て掲載しております。 ラリー・ウォールによるPerlの開発とオープンソース化によって、今日のWebサイトのあり方が一面において支えられている。 もともとPerlは強力なテキスト処理能力を備えた言語であり、今日のWebサイトの運営には欠くことのできないものになっている。 世界トップクラスの巨大なWebサイトにおける膨大な情報の検索や選別に、Perlが用いられている場合も数多い。 1998年、ラリー・ウォールはマサチューセッツ工科大学から「Free Software Foundation Award」を授与されている。

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