ゴードン・ムーア

用語の解説

ゴードン・ムーアとは

(Gordon E. Moore)
ゴードン・ムーアとは、米国の物理学者・企業経営者である。
Intel社の設立者であり、「ムーアの法則」の提唱者としても知られている。 1929年1月3日、カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。 2005年現在、Intelの名誉会長職に就いている。 1965年に、彼の唱えた「ムーアの法則」は、半導体産業のガイドライン的な役割を果たすようになる。 1946年、サンノゼ州立大学へ入学。 専攻は化学だった。 1948年にはカリフォルニア大学バークレー校に転籍、卒業後にカリフォルニア工科大学大学院に進学した。 そこでは赤外線分光学において化学博士号を取得している。 1956年、半導体の分野で名を挙げていたショックレー博士の誘いを受け、ショックレー半導体研究所に勤める。 しかし年月とともに方針の差異が際立ちはじめ、ゴードン・ムーアを含む8人が、同研究所を去ることとなった。 ※画像提供 / Intel Corporation 1957年、ロバート・ノイスとともにFairchild Semiconductor社を設立。 1961年にはICを初めて商品化し、1個1ドルという破格の安価で販売していた。 そのため60年代後半には同社は世界最大の半導体メーカーにのし上がっていた。 しかし、創立期に資金提供を担った親会社との間に経営方針について対立が生じ始めたのをきっかけに、1968年7月、ゴードン・ムーアはロバート・ノイスと共にIntel社を新たに立ち上げた。 ちなみに、この名称は「Integrated Electronics」に由来すると言われている。 創立当初は副社長に就任したゴードン・ムーアは、1975年から4年間は社長職に、また1979年から8年間は会長を務めた。 現在は名誉会長として、Intelと半導体産業を見守っている。

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