仮想デバイスドライバ

用語の解説

仮想デバイスドライバとは

(カソウデバイスドライバ)

 Windowsのエンハンスドモードで利用されるデバイスドライバの総称。

ドライバファイルの名称から、VxDと呼ばれることもある。  WindowsのSystemディレクトリにあるWIN386.EXE(メモリやディスクなどの基本デバイスのための仮想デバイスドライバ群)、~.386ファイルが仮想デバイスドライバの実体である。 エンハンスドモードでは、マルチタスクを前提としないDOSアプリケーションを複数実行できるようにするため、このドライバが必要である。  プログラムが直接デバイスに対して入出力を行なおうとすると、仮想デバイスドライバはそのI/O命令をトラップし(CPUの仮想8086モードのI/Oトラップ機能を使う)、代わりにドライバ内部に用意した仮想デバイスへのアクセス命令に置き換えてデバイスをエミュレーションする。 その後DOSアプリケーションがCPUの制御権を得ると、仮想デバイス内のステータスを実際のデバイスへ転送する。 制御権を失う場合は、実デバイスのステータスを仮想デバイスへ転送し直す。 仮想デバイスドライバではこのようにして複数のDOSアプリケーション間で1つの物理デバイスを共用している。

用語解説出典   powered by. アスキーデジタル用語辞典

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