番兵

用語の解説

番兵とは

(バンペイ,番人,Sentinel,)
番兵とは、プログラミングのテクニックの1つであり、処理範囲の境界に特定の値を目印として置いておくことで、プログラムの構造をシンプルにする手法のことである。
検索時に、検索範囲の後に検索する値と同じデータを置いておくと、最後には必ず見つかるために、値の比較のたびに毎回検索範囲の終了かどうかを確認する必要がなく、余計な手続きが減る。 検索に成功した際に、それが番兵の位置ならば、実際には見つからなかったことになる。 このようにしてループ内の処理を減らすことは高速化に役に立ち、過去にはテクニックとして重宝されたが、初心者には意図が見抜けない場合もあり、コンピュータの性能が上がった現在ではその効果は薄れている。 なお、リスト構造においては、データは格納されないが、必ずリンク先が存在することを保証し処理を簡潔にするために、番兵ノードというテクニックもある。

用語解説出典   powered by. Weblio

CNET Japan

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]