網点

用語の解説

網点とは

(アミテン,halftone dot,)
網点とは、印刷物において色の濃淡を表現するために用いられるドットの集合のこと、または、個々のドットのことである。
網点は、印刷物上の写真などで擬似的に塗りつぶしを行うために用いられる。 網点同士の間隔や各ドットの大きさを任意に調整することで、同じ色でも濃淡の違いを表現することが可能である。 網点の間隔を狭く、点を大きくすれば、色は濃く見え、逆に間隔を広く点を小さくすれば、色が薄く見える。 濃い色を表現する際、網点のサイズは小さいまま、網点の集合密度を高くすることによって、より高品質な印刷を行うことができる。 カラー印刷は通常、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)によるCMYKのインキで構成されている。 CMYKそれぞれの色の網点を重ねることで、さまざまな色彩の表現が可能となっている。 各色の網点は、単に重ねるだけでは、モアレと呼ばれる意図しない模様が浮き出てしまうことがある。 そこで、各色の網点の並ぶ方向に角度を付けることでモアレの発生を回避する手法がとられる。

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