骨伝導レシーバ

用語の解説

骨伝導レシーバとは

(コツデンドウレシーバ,骨伝導受話器,骨伝導イヤホンマイク,bone conduction receiver,)
骨伝導レシーバとは、音を鼓膜ではなく頭蓋骨の振動を通じて知覚するための通話用機器のことである。
通常、音は空気振動として鼓膜に伝わり、鼓膜から聴覚神経に伝わることにより音として知覚される。 骨伝導の仕組みでは、音の振動を頭蓋骨に直接伝え、聴覚神経として伝える。 このため、聞き取っている音が周囲の騒音に紛れてしまったり、聴覚の衰えにより聞き取りにくかったり、という状況でもより容易に音を聞き取ることができる。 骨伝導の仕組みは、従来は主に高齢者向け補聴器などで活用されてきた。 最近では携帯電話に接続して利用できる骨伝導レシーバも登場している。 携帯電話向けの骨伝導レシーバはイヤホンマイクのように携帯電話に接続し、耳付近の頭部に直接当てて通話を行う。 NTTドコモが販売している携帯電話向けの骨伝導レシーバマイク「サウンドリーフ」シリーズでは、セラミック圧電素子によって振動を発生させ、耳付近の骨に直接当てて通話を行うことができる。 2008年3月に発表された、FOMA対応の「サウンドリーフプラス」では、Bluetoothの搭載によってワイヤレスでの利用が可能となっている。

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