高音質CD

用語の解説

高音質CDとは

(コウオンシツシーディー)
高音質CDとは、コンパクトディスク(CD)の規格において、音質を向上させた規格の総称である。
特に、SHM-CDを筆頭とする、2008年頃に登場した一連の規格群を指すことが多い。 高音質CDは、一般的には、SHM-CD(スーパーハイマテリアルCD)、HQCD(ハイクオリティCD)、Blu-spec CD(ブルースペックCD)などの規格の通称として扱われる。 これらはいずれも、CDの素材を改良し、ジッタなどによるノイズを低減させることによって、よりマスター音源に忠実な、クリアな音を再現しようとする点をコンセプトとしている。 採用している手法もおおむね同様である。 SHM-CDは、CDの基板の素材であるポリカーボネートの素材を新たにし、レーザー光の透過率を向上させることでデータの再現性を向上させている。 HQCDは、ポリカーボネートに加えて反射部分に特殊合金の金属膜を採用し、反射率も併せて向上させている。 また、Blu-spec CDは、Blu-ray Discで採用された複数の素材や加工技術が取り入れられている。 これらの高品質CDは、いずれも音楽CD(CD-DA)の規格に準拠しているので、従来のCDプレーヤー、カーステレオ、PCのディスクドライブなどでも、問題なく再生できる。 ただし価格は通常のCDよりわずかに高めとなっている。 ちなみに、ポリカーボネート樹脂の部分に硬質ガラスを採用し、はるかに高い透過率を実現したCDもある。 他方、1999年に発表されたSA-CD(スーパーオーディオCD)規格も、CDの上位規格であり、高音質CDと呼ばれることがある。 SA-CDでは、音声データ形式がPCM(パルス符号変調)ではなくDSD(ダイレクトストリームデジタル)であるなど、CD-DAとは異なる方式が複数採用されている。 音質は明らかに向上すると言われているが、一般的なCDプレーヤーではSA-CDを再生できず、専用のプレーヤーを必要とする。 なお、ビクターが1995年に発表したxrcd(Extended Resolution Compact Disc)は、CD音源を収録する際のマスタリング作業やディスク製造工程を改善することで、原音に忠実な高音質を実現しようとする、制作技術である。 作成された音源は高音質CDと形容することができる。

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