製品概要
AX1200Sシリーズは、AXシリーズとしての一貫した接続性、操作性、相互運用性を保ちます。1Uのコンパクトなサイズでアップリンクに10/100/1000BASE-TとSFPポートを2つずつ搭載しており、上位AXシリーズと合わせ多様な環境に応じた企業ネットワークを実現できます。
特徴
1.統一ラインナップの実現
・ローエンドスイッチの提供
-ローエンドのファーストイーサネットレイヤ2スイッチとしてエッジの部分を
カバーし、AXシリーズとしての一貫した接続性、操作性、相互運用性を
保ちます
2.強固なセキュリティ
・認証・検疫ソリューション
-IEEE802.1X認証機能、Web認証機能およびMAC認証機能を用いた
認証方式により、エッジの物理構成の自由度を保ちつつ、ユーザまたは
PCを認証し、任意のVLANに加入させることが可能。
・不正なDHCPサーバ/固定IP端末の排除
-DHCP Snoopingにより、不正なDHCPサーバや、固定IPアドレス端末を
排除する等、強固なセキュリティ対策が可能。
3.ミッションクリティカル対応のネットワークを実現する高信頼性
・高い装置品質
-厳選した部品と厳しい設計・検査基準による装置の高い信頼性
・多様な冗長ネットワーク構築
-高速な経路切り替え
リンクアグリゲーション(IEEE802.3ad)、UDLD、高速スパニングツリー
などの標準機能と、GSRP awareなどの独自機能で冗長化した高信頼
ネットワークを構築可能
-重要なパケットや音声パケットを優先するQoS機能をサポート
4.コンボポート ギガビットアップリンク対応
・ギガビットアップリンク対応
-10/100/1000BASE-Tまたは1000BASE-X(SX/SX2/LX/LH)を
組み合せて同時に2ポート利用可能であり、多様なネットワーク環境に対応
5.優れたネットワーク管理、保守・運用
・基本的なMIB-IIに加え、RMON等の豊富なMIBをサポート
・AX2430SのCLIを継承し、システム全体としての運用操作の容易化を実現
・SDメモリカード採用
-ログの保存やソフトウェアアップデートに対応。
・コンソールポートを前面に配置
・ON-API(注1)に対応し、「ITシステムとの連携」および「ネットワーク運用管理
の自動化・可視化・簡単化」を実現する新しい運用管理システムOAN(注2)
の一部として機能
・安定運用に適した装置冷却方式(AX1230S-48T2C、AX1230S-24P2C)
-側面吸気、背面排気の採用により、ラック搭載時に他装置の排熱の影響を
受けにくく、安定した運用が可能
(注1)将来サポート予定
(注2)OAN(Open Autonomic Networking)
アラクサラネットワークスが提唱するネットワーク機器管理コンセプト
6.コンパクト・環境負荷低減
・コンパクトな筐体
-奥行最大35.0cm、高さが最大4.3cm(1U)とコンパクト
・RoHS指令対応の環境負荷低減を実現
7.ファンレス設計
・ファンレス(AX1230S-24T2C)
-機器内に吸い込まれる埃によるトラブルの発生を減らすとともに、
騒音のない静かなオフィス環境を実現
8.PoEによる電力線の排除
・IP電話機、無線LAN APなどのPoEデバイスを収容(AX1230S-24P2C)
-電力線配線工事をなくし、ケーブル増による煩わしさを減らすと同時に
電力線配線コストを削減、工事期間の短縮を実現
9.IPv6対応
・IPv6マルチキャストパケット送出をコントロールするMLD Snoopingに対応
10.きめ細やかなQoS
・L2スイッチでありながら、L2/L3/L4フローを識別し、優先制御や帯域制御を
実行可能、また、ToS、CoSのマーキング、ToS/CoSのマッピングに対応し、
IP電話などアプリケーション特性に応じて最適にパケットのQoS処理・配送
が可能
11.RoHS指令に準拠