製品概要
Nutanix AHV仮想マシンのバックアップは、VMware・Hyper-V・物理環境のバックアップも対応しているVeeam Backup & Replicationの保存先(リポジトリ)に保存でき、そのバックアップをまとめて管理可能です。
また、AHVネイティブのDSFスナップショットを活用し、静止点を確保、組み込みの変更ブロック追跡機能により、変更されたデータブロックのみを取得し、バックアップとして保存します。
VeeamリポジトリへバックアップしたNutanix AHV仮想マシンは、バックアップ・コピージョブで2次バックアップ、バックアップtoテープジョブでテープへアーカイブ、キャパシティティア機能を用いてAmazon S3やAzure BLOBといったオブジェクトストレージへアーカイブすることも可能です。
これにより、Nutanix外の保存先にバックアップを保存するだけでなく3・2・1ルール(3以上のデータコピー、2種類以上のフォーマット、1つ以上はオフサイトで保存)に基づく構成やランサムウェア対策のためにエアギャップを作る構成、長期間の保持ポリシーなどを満たすデータ保護を簡単に構成できます。
Nutanix AHV仮想マシン用のバックアップジョブ作成や、AHVバックアッププロキシアプライアンスの管理などはVeeam Backupのコンソールではなく専用のWebポータルから実施可能です。Nutanix AHV管理者の方が操作しやすいようにPrismライクなポータルになっており、Nutanix AHV環境のバックアップを簡単に管理可能です。
製品イメージ
特徴
・Nutanix PrismライクなWen管理コンソールでNutanix管理者も簡単操作
・バックアッププロキシ・アプライアンスとVeeamバックアップインフラストラクチャを管理
・高速で信頼性の高い、アプリケーションを認識したイメージベースのバックアップ
・Nutanixスナップショットからのエージェントレスなバックアップが可能
・VM全体の作成、設定、スケジューリング、実行、およびNutanix AHVクラスターへのリストアが可能
・ネイティブでのテープデバイスのサポートで、AHVバックアップの長期の保持と保護を実現
・Microsoft Exchange、SharePoint、Active Directoryのアイテムレベルの高速な復元
・OracleデータベースとSQL Serverデータベースのトランザクションレベルのリカバリ