これまでIT部門は、現場部門の業務システムの保守運用業務に追われてきた。これからのIT部門は、AIやRPA、IoTなど新しいテクノロジーを取り込み、ビジネスに生かしていくことが求められてくる。そのためには、組織としてIT部門と業務部門の関係性を見直す必要がある。業務をよく知る現場の部門が業務改善を主導する一方、IT部門は現場のアドバイザーとしてIT戦略やガバナンスのコントロールなどの全体最適化に注力する。この2者が二人三脚で業務を活性化することが求められるのである。この資料では、実際に取り組んだ企業として、アプリを自由につくれるクラウドサービスとしてのkintoneを中核に、IT部門が現場のあらゆる業務改善を推し進めた京王グループと、失いかけていた信頼をITが見事に取り戻した星野リゾートの取り組みを詳しく解説する。