2003年から2008年にかけて新しい基地局の設置台数は減少するが、2008年にデータサービスの需要が高まり始め、僅かに上昇するとインスタット/MDR社では考えている。「基地局の技術が向上すれば、新しい基地局の需要は低下する。また、最近の基地局のほとんどが交換する必要がない。基地局は今までどおり今後も長期間に渡って運営されるだろう。
どちらかと言えば、新しい基地局への需要は過去最高に達した加入者数の増加や、無線データサービスの需要の高まりに対処するために必要なキャパシティが大きな要因となっている」と、インスタット/MDR社の主席アナリストであるAllen Nogee氏は言う。
インスタット/MDR社の調査結果を以下に挙げる。
・2008年までに、W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)は世界の基地局の23.1%を占める。またGSM(Global System for Mobile communications)の割合は61.5%だが、これは比較的短期間に普及するW-CDMAと比べて大きな数値である。
・世界の3G利用者は1500万人を超える。これは世界人口の100分の1に過ぎないがスタートは好調だった。米国ではSprint、Verizon、AT&T Wirelessが3Gサービスを開始したが、スタート時点ではサービス提供地域は限られている。
インスタット/MDR社の調査レポート「無線基地局市場の5年間予測:停滞期を終えて成長期へ」では、基地局の技術および設置についての動向を考察している。また新しく設置される無線マクロ基地局や既存の無線マクロ基地局、基地局の収益の概算と予測値を提供している。また地域別のデータ(米国、カナダ、中南米、東ヨーロッパ、西ヨーロッパ、日本、世界の他の地域)と最新技術 (GSM、TDMA、PDC、CDMA、W-CDMA)に
ついて記載している。
◆調査レポート
無線基地局市場の5年間予測:停滞期を終えて成長期へ
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