「韓国のホームネットワーク市場の最新動向」を販売開始

~事業者動向、事例分析、技術動向を中心に~

サイボウズ・メディアアンドテクノロジー株式会社

2005-10-20 00:00

ネットアンドセキュリティ総研株式会社は、株式会社ROA Groupが提供する、いち早く世界のホームネットワーク市場を先導している韓国に着目し、その2大通信事業者であるSKテレコム及びKTのホームネットワークについてその事業内容・具体的なサービス及び適用技術を分析したレポート「韓国のホームネットワーク市場の最新動向」の販売を開始しました。
報道関係者各位

平成17年10月20日
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
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ネットアンドセキュリティ総研、
       「韓国のホームネットワーク市場の最新動向」を販売開始
         ~事業者動向、事例分析、技術動向を中心に~
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■■ 要約 ■■

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるネットアンドセキュリティ
総研株式会社(代表取締役 原 隆志 東京都港区)は、株式会社ROA Groupが
提供する、いち早く世界のホームネットワーク市場を先導している韓国に着目
し、その2大通信事業者であるSKテレコム及びKTのホームネットワークについ
てその事業内容・具体的なサービス及び適用技術を分析したレポート「韓国の
ホームネットワーク市場の最新動向」の販売を開始しました。

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■■ エグゼクティブ・サマリー ■■

■レポートガイドライン

・ユビキタス時代を象徴するホームネットワーク

 ユビキタス時代を前に、生活が根幹から変わろうとしています。その原動力
となるのがホームネットワークです。家庭内のあらゆるものがネットワーク
化され、いつでも・どこでも・誰でもオンライン状態になるユビキタス社会の
構築を目指し、現在は開発が行われている過渡期にあります。

 現在のところ、どの国も開発・試験段階であり、本格的な商用化は2010年前
後になる見込みです。それまでの間、標準となりうる技術を開発し世界市場
での主導権を握るため、各国の政府や企業を巻き込んだ世界規模の技術開発
競争が行われています。

・先端にある韓国のホームネットワーク産業

現在、世界のホームネットワーク市場で先頭を行く国のひとつとして、韓国
が挙げられます。韓国政府は、未来の韓国において世界最先端のユビキタス
社会を形成する構想の「u-Korea」計画を打ち出しています。それを推進する
技術を挙げ、開発・標準化ロードマップを盛り込んだ「IT839」戦略の下、
活発な研究および技術開発が行われています。

 そのIT839戦略の中でホームネットワークは、「8大新規サービス」と「9大
新成長動力」として盛り込まれています。ホームネットワークの推進計画に
よると、2010年までに韓国全域の約1000万世帯にホームネットワークを適用
しようとの構想が盛り込まれています。それまでに3段階の試験・開発段階を
経ることが計画されており、すでに2004年に第1段階を終了し、現在は第2段
階の試験段階にあります。

 こうした綿密な計画の他に、韓国のホームネットワーク事業の推進力と
なっているのが、2つのコンソーシアムであります。韓国政府はホームネット
ワーク事業を推進・実行する企業を複数選出し、2つのグループに区分しまし
た。それが「SKテレコムコンソーシアム」と「KTコンソーシアム」です。
 SK テレコムとKTという2大通信事業者をリーダーとし、その下にサムスン電
子やLG電子のようなメーカー、KBSやMBCのような放送局、建築会社、金融業、
ソフトウェアメーカーなどさまざまな企業がつき協力体制を敷くことで、スケ
ールの大きなホームネットワーク事業が展開されています。

・実際のサービス内容と適用技術

 ホームネットワークは、最先端技術の集大成です。携帯電話やパソコン、
リモコンなどで情報家電に命令を出すだけで、動作の中でもあらゆる技術が駆
使され稼動しています。

 ホームネットワークで利用される有力な技術として、放送と通信を融合した
広帯域統合網のBcN、電力線通信のPCL、既に商用化され馴染みのあるBluetooth
と同様の技術であるZigbee、ミドルウェアではOSGiやエコーネット、デバイス
ではホームゲートウェイなどがあります。

 韓国ではそれらの技術の一部を投入した高層マンションが全国各地に建築
され、2003年頃から試験サービスが開始されています。家電製品の制御や
防災・防犯などのセキュリティ機能、テレマティクス、VODなど、その内容は
多岐に渡るほか、提供する企業によりどの分野に注力するかも大きく異なっ
ています。

・韓国市場から現在と未来が見える

 世界のホームネットワーク市場は、右肩上がりに成長するとの調査結果が
出ているが、実際にどのような技術やサービスがキラーアプリケーションと
なり、成長するのかはいまだ予想できない部分が多くあります。それだけに、
ホームネットワーク市場に参入した企業を悩ませる最大の課題の一つとなっ
ています。

 そうした意味でも、事業開始当初から韓国国内のみならず世界をターゲット
にして積極的な技術開発と試験サービスを実施している韓国市場から、得ら
れるヒントは多いことであるでしょう。


■■ 調査範囲 ■■

本レポートでは、韓国のホームネットワーク産業とその現況を紹介しています
。韓国政府による政策の詳細内容、コンソーシアムによる具体的な実行体制
ホームネットワークに有用な技術の紹介、韓国企業によるホームネットワーク
のサービス内容詳細、ホームネットワーク事業における、韓国の課題と日本へ
のインプリケーションを中心に構成されています。

特に、今後の韓国企業が推進するホームネットワーク事業の方向性を明確に提
示するため、他企業との提携体制の動向、技術開発の現状、サービス内容の
詳細など、具体例を多く挙げることに注力しています。今後、ホームネット
ワーク市場への参入を希望する日本企業にとって、参考になるヒントを多く
提示できると、期待します。


■■ 調査方法 ■■

本レポートを作成するにあたり、業界専門家へのインタビューを行いました。
また、以下の資料・文献を参考にしました。

・専門調査機関の資料やレポート

・韓国および日本の政府や企業によるプレスリリース、資料、Webサイト

・韓国ホームネットワーク産業協会著
「国内および海外のホームネットワーク産業 現状と未来発展戦略」
 (以下、本文では「ホームネットワーク産業」)


■■ 資料目次 ■■

1 オーバービュー
 1-1 韓国のホームネットワークの現状
  1-1-1 ホームネットワークの概念
  1-1-2 バリューチェーン
  1-1-3 技術標準化計画
  1-1-4 市場規模
 1-2市場環境分析
  1-2-1ブロードバンド
  1-2-2 無線インターネット
  1-2-3 住宅環境
  1-2-4 市場環境分析
 1-3 政府環境
  1-3-1 「u-Korea」計画の定義と「IT839戦略」の詳細内容
  1-3-2 産業資源部の「次世代新成長動力」

2 主要事業者の動向
 2-1 KTコンソーシアムとSKテレコムコンソーシアム
 2-2 KTコンソーシアム
  2-2-1 KTコンソーシアムの戦略
  2-2-2 提供サービス内容
  2-2-3 ネットワーク
  2-2-4 事業推進モデル
 2-3 SKテレコムコンソーシアム
  2-3-1 SKテレコムコンソーシアムの戦略
  2-3-2 提供サービス内容
  2-3-3 ネットワーク
  2-3-4 事業推進モデル
 2-4 サムスン電子とLG電子の動向分析
  2-4-1 サムスン電子
  2-4-2 LG電子

3 テクノロジートレンド
 3-1 固定通信技術
  3-1-1 PLC(Power Line Communication)
  3-1-2 HomePNA
  3-1-3 Ethernet
 3-2 無線通信技術
  3-2-1 ZigBee
  3-2-2 WiFi
  3-2-3 Bluetooth
  3-2-4 UWB
 3-3 BcN(広帯域統合網)通信技術
 3-4 ホームゲートウェイ:デバイス
 3-5 ミドルウェア
  3-5-1 エコーネット
  3-5-2 OSGi

4 事例分析
 4-1 SKテレコムの「デジタルホーム」
  4-1-1 サービスモデル
  4-1-2ネットワークのキーポイント
 4-2 KTの「HomeN」
  4-2-1 サービスモデル
  4-2-2 ネットワークのキーポイント
 4-3 サムスン電子の「Homevita」
  4-3-1 サービスモデル
  4-3-2 ネットワークのキーポイント
 4-4 LG電子の「ホームネット」
  4-4-1 サービスモデル
  4-4-2 ネットワークのキーポイント
 4-5 韓国デジタル衛星放送
  4-5-1 サービスモデル
  4-5-2 ネットワークのキーポイント
 4-6 現代通信の「IMAJU」
  4-6-1 サービスモデル
  4-6-2 ネットワークのキーポイント
 4-7 ソウル通信システムの「EZon」
  4-7-1サービスモデル
  4-7-2ネットワークのキーポイント
 4-8 その他の事例
  4-8-1「Leneco」
  4-8-2「Commax」
  4-8-3「テレビポータ」

5 今後の展望とインプリケーション
 5-1 韓国ホームネットワーク事業の課題と今後の方向性
  5-1-1今後の課題と取り組み
  5-1-2 今後の方向性
 5-2 日本企業へのインプリケーション


■■ 図目次 ■■

[図1]情報通信部によるホームネットワーク構成図
[図2]日本の情報家電ネットワークに関する検討会による
    「ホームネットワーク」のイメージ
[図3]日本のホームネットワークのサービス例
[図4]韓国のホームネットワーク事業のバリューチェーン
[図5]ホームネットワークのための技術標準化ロードマップ
    (2003年~2012年までの予測)
[図6]ホームネットワーク市場規模の拡大予想(単位:億ドル)
[図7]韓国のインターネット利用率および利用者数の推移
[図8]有・無線インターネット利用者数(2005年6月時点)
[図9]有・無線インターネット利用者数の構成比(単位:%)
[図10]携帯電話累積加入者数推移(単位:千契約)
[図11]ネットワーク別携帯電話累積加入者数推移(単位:千契約)
[図12]1世帯あたりのパソコン保有率(単位:%)
[図13]1世帯あたりのインターネット接続状況(2005年6月時点)
[図14]家庭におけるインターネット接続方法(2005年6月時点)
[図15]IT839を通じた「u-Kore」社会への移行イメージ
[図16]KTコンソーシアムとSKテレコムコンソーシアムの比較図
[図17]KTコンソーシアムのネットワーク構成図
[図18]KTコンソーシアムのホームネットワーク構築ロードマップ
[図19]SKテレコムコンソーシアムの無線サービス連携モデル
[図20]SKテレコムコンソーシアムのネットワーク構成図
[図21]SKテレコムコンソーシアムの標準化および互換性確保推進図
[図22]SKテレコムのデジタルホームイメージ図
[図23]KTのHomeNイメージ図
[図24]サムスン電子の「Homevita」のイメージ
[図25]「Homevita」の安全サービスのイメージ
[図26]「Homevita」の楽しさサービスのイメージ
[図27]「Homevita」の便利サービスのイメージ
[図28]「ホームネット」のコンセプトのイメージ
[図29]現代通信のホームネットワークの構成図
[図30]ホームオートメーションの構成図
[図31]現代通信のIBSのイメージ図
[図32]公用区間のシステム構成図
[図33]管理センターのシステム構成図
[図34]家庭内システムの構成図
[図35]HNSFによるホームネットワークセキュリティの戦略図
[図36]韓国の世帯の推移
[図37]韓国の年齢層の推移




■■ 表目次 ■■

[表1]ホームネットワーク普及のための政策の実行案
[表2]ホームネットワーク産業の国家ロードマップ
[表3]KTのコンテンツ保有内容
[表4]KTコンソーシアムのサービス提供内容
[表5]SKテレコムのコンテンツ保有内容
[表6]SKテレコムコンソーシアムのサービス提供内容
[表7]HomePNAのバージョンの比較
[表8]サムスン電子のホームネットワークの製品群
[表9]LG電子のホームネットワーク製品群
[表10]韓国デジタル放送が提供予定のサービス
[表11]「Lenec」による「Lenet」製品群
[表12]「Commax」のホームネットワーク製品群
[表13]HNSFによる、ホームネットワークセキュリティ構築計画



■■ 資料概要 ■■

資 料 名:韓国のホームネットワーク市場の最新動向
発 刊 日:2005年 10月
発   行:株式会社ROA Group
調査・制作:株式会社ROA Group
販   売:ネットアンドセキュリティ総研株式会社
判   型:A4カラーコピー印刷・134ページ
価   格:
    ■CD-ROM(PDF)版:
      99,750円 (税抜 95,000円+消費税 4,750円)別途送料 500円
    ■CD-ROM(PDF)+PDFのハードコピー版:
     102,900円 (税抜 98,000円+消費税 4,900円)別途送料 500円

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■■ ネットアンドセキュリティ総研株式会社 ■■

・設  立 :1996年10月
・資 本 金:151,450,000円(2003年11月20日現在)
・代 表 者:代表取締役 原 隆志
・事業内容:インターネットビジネスの総合シンクタンク
・取扱商品:・企業様のweb、メールマガジンのコンテンツ企画、制作、
運用、顧客対応業務の代行
      ・セキュリティ製品レビュー、ウイルス情報、セキュリティ
ホール情報、インシデント情報など幅広くセキュリティ情報を提供
      ・情報通信市場、ネットビジネスに特化した独自調査の企画、
受託、調査資料の制作・販売
      ・インターネットリサーチの実施および事業立ち上げ支援サービスなど
・U R L: (リンク »)
・連 絡 先:〒106-6138
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー38階 株式会社ライブドア内
      TEL:03-5770-4418 FAX:03-5770-4419
       info@ns-research.jp


■■ この件に関するお問い合わせ ■■

〒106-6138
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー38階
株式会社ライブドア内
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担当:安田
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