東京発 、2005 年6 月17 日- ソフトウェア・コンポーネントの世界的なリーディング・プロバイダであるアイログ株式会社 （本社：東京都千代田区 代表取締役社長：ブンタラ・イング 以下アイログ）は本日、運輸業界特有の顧客要求に対してフレキシブルなソリューションを提供する「ILOG PowerOps(TM)」（以下、PowerOps）シリーズの「ILOG Transport PowerOps(TM)」(以下、TPO)を提供開始することを発表しました。
PowerOpsは、最適化、視覚化、BRMS*のアイログの3製品群に加え、顧客アプリケーションのアーキテクチャ用にこれらの製品間の連携を定義し、コード開発を軽減するPowerOps特殊コード、アイログのプロフェッショナル・サービス（コンサルティング部門）のナレッジと製品メソドロジから構成されるソリューションです。PowerOpsでは、最適化エンジンが業界や顧客企業におけるさまざまな制約条件を基にスケジュールやプランニングデータを算出し、視覚化製品がそのデータを基に分かりやすいGUIを作成することで業務活動のモニタリングを可能にし、さらに、BRMSが稼動中の制約条件の変更を即座かつ容易にシステムに反映することを可能にします。従来の業界特化型パッケージ・アプリケーションによるITシステムでは、導入段階ではカスタマイズが必要とされ、また運用段階においては各種調整や予期できない変更等によって、人の手によるチューニングなどが必要となり、これらが企業にとって大きな負担となっていました。コンポーネント製品とナレッジ、メソドロジから成るPowerOpsを活用することで、こうした作業にフレキシブルに対応することが可能となり、これまでカバーされていなかった範囲あるいはレベルで、業界特有の個々の実務に即したプランニングからスケジューリングまでが可能になります。その結果、ITシステムのTCOの削減が実現できます。
*BRMS（Business Rule Management Systems ビジネス・ルール管理システム）：ルール設定・変更・操作、管理を包括的に提供することにより、企業の業務プロセスを効率化するシステム
ILOG Transport PowerOps（TPO）は、運輸、輸送業におけるロジスティクス、特にトラック・ルートなどの輸配送計画ならびにスケジューリングに特化したソリューションで、3PL事業者（サード・パーティ・ロジスティクス・プロバイダ）、小売業者、日用消費財メーカーなど複雑な輸配送計画作成を必要とする企業を対象としています。TPOを利用することで、スケジュール作成、キャリア（運送業者）選択、混載手配といった各プロセスを連携させることができるため、ユーザ指示に即した詳細な計画を作成することが可能になります。また、従来は手作業で計画を作成するか、倉庫、集積所、配送の管理を個別で行わなければなりませんでしたが、プロセスを連携させることで一貫した輸配送計画と実行ができるようになります。
輸配送計画作成にあたっては、混載配送、チャーター輸送などの輸送手段の選択や、タリフに沿った車輌選択など輸送モードの選択、クロスドッキングやプーリング、個別集配貨物輸送などの詳細なプラニングができます。またその際には、倉庫のフォークリフトの数や車輌出口の数、さらには動員できる作業員数などについて、分単位でインタラクティブなシミュレーションをすることができます。このためTPOは、輸送計画作成にあたって発生していた無駄な作業の軽減、コスト削減を可能とし、ひいてはサービスの向上と、全体の収益性の向上を支援します。
アイログでは今後、他の業界にも同様の特化型ソリューションを展開し、業界特有のニーズに対応していく予定です。
以上
アイログ社（ILOG(R)）について
アイログ社は、お客様がより迅速な意思決定を行い、変更および複雑度を管理するためのソフトウェアおよびサービスを提供しています。全世界で 2,000 社を超える企業や 400 社を超えるソフトウェア・ベンダが、市場をリードするアイログの BRMS (ビジネス・ルール管理システム)、最適化、視覚化の各コンポーネントの活用により飛躍的な投資効率を達成し、市場を席巻する製品やサービスを立ち上げ、また、その競争力を強めています。アイログはBRMS の市場リーダーです。アイログは 1987 年に設立され、全世界に 600 人以上の社員がいます。アイログ株式会社はその日本法人です。詳細については www.ilog.co.jp をご覧ください。
ILOGは ILOG 社の登録商標です。ILOG PowerOpsおよび ILOG Transport PowerOpsは ILOG 社の登録商標です。他の全ての社名および商品名はそれぞれを所有する各社の商標または登録商標です。
PowerOpsは、最適化、視覚化、BRMS*のアイログの3製品群に加え、顧客アプリケーションのアーキテクチャ用にこれらの製品間の連携を定義し、コード開発を軽減するPowerOps特殊コード、アイログのプロフェッショナル・サービス（コンサルティング部門）のナレッジと製品メソドロジから構成されるソリューションです。PowerOpsでは、最適化エンジンが業界や顧客企業におけるさまざまな制約条件を基にスケジュールやプランニングデータを算出し、視覚化製品がそのデータを基に分かりやすいGUIを作成することで業務活動のモニタリングを可能にし、さらに、BRMSが稼動中の制約条件の変更を即座かつ容易にシステムに反映することを可能にします。従来の業界特化型パッケージ・アプリケーションによるITシステムでは、導入段階ではカスタマイズが必要とされ、また運用段階においては各種調整や予期できない変更等によって、人の手によるチューニングなどが必要となり、これらが企業にとって大きな負担となっていました。コンポーネント製品とナレッジ、メソドロジから成るPowerOpsを活用することで、こうした作業にフレキシブルに対応することが可能となり、これまでカバーされていなかった範囲あるいはレベルで、業界特有の個々の実務に即したプランニングからスケジューリングまでが可能になります。その結果、ITシステムのTCOの削減が実現できます。
*BRMS（Business Rule Management Systems ビジネス・ルール管理システム）：ルール設定・変更・操作、管理を包括的に提供することにより、企業の業務プロセスを効率化するシステム
ILOG Transport PowerOps（TPO）は、運輸、輸送業におけるロジスティクス、特にトラック・ルートなどの輸配送計画ならびにスケジューリングに特化したソリューションで、3PL事業者（サード・パーティ・ロジスティクス・プロバイダ）、小売業者、日用消費財メーカーなど複雑な輸配送計画作成を必要とする企業を対象としています。TPOを利用することで、スケジュール作成、キャリア（運送業者）選択、混載手配といった各プロセスを連携させることができるため、ユーザ指示に即した詳細な計画を作成することが可能になります。また、従来は手作業で計画を作成するか、倉庫、集積所、配送の管理を個別で行わなければなりませんでしたが、プロセスを連携させることで一貫した輸配送計画と実行ができるようになります。
輸配送計画作成にあたっては、混載配送、チャーター輸送などの輸送手段の選択や、タリフに沿った車輌選択など輸送モードの選択、クロスドッキングやプーリング、個別集配貨物輸送などの詳細なプラニングができます。またその際には、倉庫のフォークリフトの数や車輌出口の数、さらには動員できる作業員数などについて、分単位でインタラクティブなシミュレーションをすることができます。このためTPOは、輸送計画作成にあたって発生していた無駄な作業の軽減、コスト削減を可能とし、ひいてはサービスの向上と、全体の収益性の向上を支援します。
アイログでは今後、他の業界にも同様の特化型ソリューションを展開し、業界特有のニーズに対応していく予定です。
以上
アイログ社（ILOG(R)）について
アイログ社は、お客様がより迅速な意思決定を行い、変更および複雑度を管理するためのソフトウェアおよびサービスを提供しています。全世界で 2,000 社を超える企業や 400 社を超えるソフトウェア・ベンダが、市場をリードするアイログの BRMS (ビジネス・ルール管理システム)、最適化、視覚化の各コンポーネントの活用により飛躍的な投資効率を達成し、市場を席巻する製品やサービスを立ち上げ、また、その競争力を強めています。アイログはBRMS の市場リーダーです。アイログは 1987 年に設立され、全世界に 600 人以上の社員がいます。アイログ株式会社はその日本法人です。詳細については www.ilog.co.jp をご覧ください。
ILOGは ILOG 社の登録商標です。ILOG PowerOpsおよび ILOG Transport PowerOpsは ILOG 社の登録商標です。他の全ての社名および商品名はそれぞれを所有する各社の商標または登録商標です。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
