アルカテルは、今回の「7710 SR」の発表により、今後もIP分野に注力し続けることを表明しています。アルカテルは、世界初のサービス・ルータの開発や、業界初の高可用性のルータを実現するなど、IP分野に常に革新をもたらしてきた歴史があり、こうした背景をもとに、常時接続の音声、ビデオ、データ・サービスをサポートし、障害からの高回復性能を有するIPネットワークへの移行を実現します。また、統合型IP/MPLSネットワークおよびサービス管理の分野もリードしており、「プロビジョニング」や「プロアクティブなトラブルシューティング」をポイント・アンド・クリック方式で簡単に提供します。
テレコム・ニュージーランド・インターナショナル社(以下、TNZI)は、国際トラヒックを伝送するために、米国および英国を含む同社のアクセス・ポイントに、「7710 SR」を導入することを決定しました。
TNZIの最高技術責任者(CTO)、ジェフ・ブレル(Geoff Burrel)氏は次のように述べています。
「『7710 SR』は、『7750 SR』と同等の機能と障害からの回復性を備え、小型化を実現しており、かつ、当社のニーズに応えるポート密度、豊富なインターフェースを実装しています。このような理由により国際ネットワークに用いている『7750 SR』を補完するべく、『7710 SR』の導入を決めました。アルカテルは、サービス・ルータのみならず、サービスおよびネットワーク管理アプリケーション、設計および構築技術、ローカルサポートといった、トータルなソリューションを提供します。」
アルカテル、IP事業部プレジデント、バジル・アルワン(Basil Alwan)氏は次のように述べています。
「『7710 SR』の発表は、当社のIP製品ポートフォリオの強化と拡大路線を示すものです。また、サービス・ルーティングがIP業界で最重要な新しい段階であると継続的に確証されています。『7710 SR』は、既存のサービス・ルータの全性能とQoS機能を小型フォームファクターに実装した製品です。本機器を導入することにより、通信事業者は、アルカテルのIP製品群を成功に導く豊富なサービス、速度、柔軟性を得ることができます。」
アルカテルのIP製品群は、世界中で100社以上のサービスプロバイダが採用しています。AT&T(前SBC)は、全米1,800万世帯にブロードバンド・アクセスを提供する「プロジェクト・ライトスピード」の一部に採用しています。また、BTのネットワーク移行プロジェクト「21CN」や、ドイツ・テレコム(Deutsche Telekom)、チャイナ・テレコム(China Telekom)などにも採用されています。シナジー・リサーチ・グループ社(Synergy Research Group)によると、2005年第4四半期には、アルカテルは、IPエッジ・アグリゲーション分野で25.8%の市場シェアを確立し、世界第二位となりました。
<アルカテルについて>
アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・機器メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動体通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、ユーザー視点の“ブロードバンドワールド”の創造に寄与しています。
世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は131億3,500万ユーロ(約1兆8,500億円)(2005年度)。URL: (リンク »)
<日本アルカテル株式会社>
日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。
所在地:〒108-6027 東京都港区港南2-15-1品川インターシティー A棟27F/
代表取締役社長:西山直人/創業:1961年12月、設立:1987年5月/
資本金:4億6,400万円/従業員数:80名/URL: (リンク »)
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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル株式会社
TEL:03-5715-6300 FAX: 03-5715-6333
E-mail:info@alcatel.co.jp
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