【機能拡張の概要】
従来の「e-UBF Small Office Kit 」は指紋センサーの最大接続数が50個でしたが、「e-UBF Small Office Kit プラス」は、事業拡張による従業員の増加などユーザの要望に柔軟に対応するため、最大1,000個まで拡張可能としています。
また、既存のWebアプリケーションやWindowsアプリケーションの認証方式を「ID/パスワード」から「指紋認証」へソフトウェアを変更することなくユーザ自身で設定できるツール「IDマネージャ」をバンドルしました。
これにより、大企業から中小企業まで顧客の要望に柔軟かつ安価な指紋認証ソリューションを提供できるようにしました。
【e-UBFの特徴】
「e-UBF」は、従来の指紋認証技術の欠点を克服した「周波数解析方式」(指表面の凹凸断面を数値化して高速認証)を採用しており、既に官公庁や金融機関等でも導入が進んでいます。また、数万人単位規模での利用においても、登録拒否(*1)、本人拒否(*2)なく運用されている高い認証精度と実績・低価格が評価され、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)(本社:東京都新宿区)の奉行シリーズにも連動ソリューションとして採用されています。( (リンク ») )
【製品構成と価格など】
●製品構成
①「e-UBF Unit」:指紋センサーユニット
・ 残留指紋が残らない軽量スイープ型センサーを採用
②「e-UBF Server」:指紋管理サーバ
・ 個人IDに基づき、指紋から周波数解析法で抽出した数値データ(指紋画像への復元不可)を管理
・ Windowsやアプリケーションのログ管理機能など、各種管理機能を提供
③「e-UBF ID Manager」:Windowsアプリケーションログイン指紋認証化ツール
・ サーバ側の設定での一括登録機能や管理機能を提供
④「e-UBF TimeRecorder(評価版)」:指紋認証出退勤管理ソフトウェア
・ 出退勤管理を指紋認証で確実に本人確認し、代打ちなどの不正を防止
・ ロシアで軍事用途に利用されていた高性能DB「Linter」を採用
●価格:75.6万円(税抜 72万円)
「e-UBF Unit」×10ユニット
「e-UBF Server」(最大50ユニットライセンス)×1
(別ライセンス購入により51以上のユニット接続も可能)
「e-UBF ID Manager」×10ライセンス
「e-UBF TimeRecorder (評価版)」
●動作環境
サーバ:Windows2000 Server SP4以上/Windows2000 Advanced Server/
Windows Server 2003
クライアント:Windows2000 Professional/Windows2000 Server/
Windows2000 Advanced Server/Windows XP Professional
サーバ/クライアント共に、Internet Explorer6以上
【開発元】
指紋認証システムの開発元は、株式会社ディー・ディー・エス(本社:名古屋市中川区)で、登録拒否率0%(実績値)を実現した周波数解析法は同社の独自技術です(特許出願中)。
用語解説
*1 登録拒否:指紋を登録しようとしても登録できないこと。
*2 本人拒否:登録した本人の指紋で認証しても、認証失敗すること。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。