昨今、個人情報保護法や日本版SOX法による内部統制強化に向け、企業における情報管理の重要性が増すなか、社員のパソコン上に保存されるメールデータは、情報漏洩のリスクをともなうとして、その対策が急務となっております。
こうした背景から、企業では、メールデータの保全性、ユーザインタフェース、パフォーマンスの面でビジネス利用に耐えうるWebメーラー製品導入への需要が高まってきております。
HOWSが提供する『HOWS Mail』は、面倒な設定がいらず、インターネットに接続できる環境があれば、いつでもどこからでも利用できる利便性・パフォーマンスに優れるとともに、セキュアなサーバ環境でメールデータを集中管理するため、クライアントパソコンにデータが残ることがなく、快適な操作性と安全性を兼ね備えた画期的なWebメーラーです。
『HOWS Mail』は、3つの表示枠(フォルダ一覧、メール一覧、メール本文表示)で構成されており、ドラック&ドロップ操作による各フォルダへのメール移動、複数メールを選択しての移動や削除など使い勝手の良いユーザインタフェースを採用しております。
また、メール一覧などを表示する際、Ajaxの非同期通信を用いたデータの先読み機能と画面の部分的な再読み込み機能を組み合わせることで高速画面表示を実現し、利用者にストレスのない快適な操作環境をご提供しております。
同製品は、HOWSのAjaxコンポーネントを用いることで、製品の軽量化を図り、起動時間の短縮を実現いたしました。なお、送受信するデータ形式には、※1JSON (JavaScript Object Notation)を採用することでデータ量を極力抑え、データの送受信速度を最適化しております。
今回公開する『HOWS Mail』ベータ版では、対応Webブラウザ環境をInternet Explorer 6.0以上、Mozilla Firefox 1.5.x(一部制限あり)としており、ご利用いただけるメールボックス容量は1アカウントにつき100MB、メール添付ファイルサイズ制限を100KBとさせていただいております。
同ベータ版は、4月23日より『HOWS Mail』専用Webサイト( (リンク ») )で簡単なユーザ登録をおこなっていただくだけで、ご利用いただけます。
HOWSでは、企業におけるノートパソコンの普及にともなう情報セキュリティ対策の一環として、クライアントPCにデータの残さないWebメーラーは、企業への導入ニーズがあるものと考え、2007年6月頃、『HOWS Mail Ver.1.0』として正式リリースし、企業向けに販売提供する予定です。(価格未定)
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
※1:JSONとは、JavaScript Object Notationの略で、JavaScriptとの親和性が非常に高い軽量データ交換フォーマット。Ajaxで用いられるHTTP 通信のためのオブジェクトXMLHttpRequestもこの形式をサポートしている。
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