フォーティネット、統合脅威管理セキュリティアプライアンス市場の世界リーダーに位置付けられる

市場成長の要因は大企業によるUTMソリューション導入の増加(IDC)

フォーティネットジャパン合同会社

2007-11-28 14:00

Unified Threat Management/統合脅威管理(以下、UTM)市場のリーディングベンダー、Fortinet<R>(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人:フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は本日、市場調査会社IDCが同社を2006年のUTM市場全体におけるリーダーと位置付けたと発表しました。「ワールドワイド脅威管理セキュリティアプライアンスの2006年~2011年予測および2006年のベンダーシェア:いまだにラックを山積みに(Worldwide Threat Management Security Appliances 2006-2011 Forecast and 2006 Vendor Shares: Still Stacking the Racks)」と題されたIDCのレポート(2007年11月発行)で明らかになった最新データによると、フォーティネットは全世界の市場において、他社をしのいで14.4%という最高のシェアを獲得しています。
●エンタープライズ顧客の需要がUTMの導入を加速


今回のIDCレポートによると、脅威管理セキュリティアプライアンス部門の一翼を担うUTM市場は2006年に9億6,700万ドルに達しており、その年間成長率は、脅威管理セキュリティアプライアンス市場で最も急成長の42%となっています。IDCでは2011年までにUTMがネットワークセキュリティ市場全体のおよそ50%を占めるまでになると予測しており、その複合年間成長率(CAGR)は26.2%になるとみられています。




IDCのセキュリティ製品リサーチディレクター、チャールズ コロジー(Charles Kolodgy)氏は次のように述べています。「過去のUTM市場の成長は主に中小企業での導入が牽引してきましたが、2006年の市場成長をみると、包括的セキュリティソリューションに対する大規模企業の需要が増大していることがわかります。複数のセキュリティアプリケーションおよびサービス、そしてルーティングとスイッチングを本質的に統合し、それを単一のGUIで管理するエンタープライズクラスのアプライアンスを提供することができるフォーティネットの実力によって、同社はUTM市場におけるリーダーの地位を継続しています。将来、企業は2つに分割されたデバイスを導入したり、十分なセキュリティ機能とはいえ、単にそれを搭載しているに過ぎないネットワークデバイスを導入したりするのではなく、ネットワーキングを包含する強力なセキュリティを必要とするようになるでしょう」




UTMセキュリティアプライアンスとは、複数のセキュリティ機能を単一のデバイスに統合する製品であるとIDC社は定義しています。その他の脅威管理アプライアンス セグメントと異なり、UTMアプライアンスのカテゴリーに入るためには、ネットワークファイアウォール、ネットワーク侵入検知(IDS)および防止(IPS)、そしてゲートウェイアンチウイルスを実行する能力を備えていなければなりません。これらすべての能力を使用する必要はないとはいえ、その機能がアプライアンス内に搭載されている必要があります。また必須のアプリケーションに加え、UTMアプライアンスはその他のセキュリティやネットワーク機能を持つ場合もあります。




●UTMの進歩の先陣を切るフォーティネット


UTM市場におけるフォーティネットのリーダーシップは、少ないコストと容易な管理で様々なセキュリティの要件を満たす包括的な統合ネットワークセキュリティソリューションを求める大規模企業、MSSPおよびキャリアの需要によって加速されています。フォーティネットのFortiGateシリーズは、アンチウイルス、ファイアウォール、VPN、IPS、Webフィルタリング、アンチスパムおよび帯域制御といった必要不可欠なセキュリティアプリケーションを統合したASICベースのセキュリティアプライアンスです。すべてのFortiGateは、フォーティネットのFortiGuard Network によって常に自動的に最新の状態に保たれており、EメールやWebトラフィックを介して大きな損害を与えるコンテンツベースの脅威(ウイルス、ワーム、不正侵入、その他の迷惑なネットワークトラフィックなど)から、世界のどこでも24時間体制で確実に守られています。




セキュリティゲートウェイに対する基本的な要件が変化するのに合わせ、FortiGateシリーズは既存のUTMの枠を超えて、レイヤー2および3の2層でスイッチングとルーティングが行える、従来型のネットワーク機能も提供できるように設計されています。またフォーティネットは大規模企業、MSSP、キャリアに向けて、単一デバイスから複数のドメインを管理できる、高性能プラットフォームをベースとする仮想化UTMセキュリティを提供している唯一のベンダーです。類似ソリューションを提供する他社ベンダーが仮想化できるセキュリティ機能は3つにすぎませんが、フォーティネットは最大8つのセキュリティ機能に加え、ルーティングおよびスイッチングも仮想化できます。




フォーティネットの創業者で同社のCEOであるケン ジー(Ken Xie)は次のように述べています。「従来の中小規模企業および支店における導入にとどまらず、超大型企業やサービスプロバイダでも、完全に統合された包括的ネットワークセキュリティアプライアンスのメリットを実現する動きが広がってきました。ASICをベースにした当社のFortiGateシリーズは、大企業やサービスプロバイダが抱えるネットワーキング、パフォーマンス、セキュリティの需要を満たすように設計されており、このようなお客様によってフォーティネットのソリューションの導入が増加しています。当社が引き続きUTM市場におけるリーダーの座を守れたことを嬉しく思うとともに、これからもこの分野における革新を続けていくことを心に誓っています」




フォーティネットの製品に関する詳しい情報については、次のウェブサイトをご覧ください。www.fortinet.com/products

用語解説

フォーティネット会社概要 (www.fortinet.com)
フォーティネットは複合脅威に対応するASICベースのUTMシステムを提供するリーディングベンダーです。フォーティネットのセキュリティシステムは、セキュリティ性を高めるとともにトータルコストを下げることから、多くの企業やサービスプロバイダなどに利用されています。フォーティネットが提供するソリューションは初めから様々なセキュリティプロテクション(ファイアウォールや、アンチウイルス、侵入防御、VPN、アンチスパイウェア、アンチスパムなど)を統合するために作られており、ネットワークおよびコンテンツレベルの脅威から顧客を守るよう設計されています。カスタムASICと統合型インターフェースに優れたフォーティネットのソリューションはリモートオフィスから筐体ベースのソリューションに至るまで、統合管理 報告で優れたセキュリティ機能を提供します。フォーティネットのソリューションはこれまで様々な賞を世界中で受賞しており、ICSAから6種類の認定(ファイアウォール、アンチウイルス、IPSec、SSL、IPS、アンチスパイウェア)を受けた唯一のセキュリティ製品です。フォーティネットはカリフォルニア州サニーベールに本社を置く非上場企業です。

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