本日発表した「ClassCat Cute(R) 仮想化キットv2.0」は、RHEL 5.1 上の Xen 3.0 に対応したソリューションで、Intel(R) VT テクノロジーを利用可能なハードウェア上に Xen の完全仮想環境(HVM)を構築し、HVM 仮想化環境で複数のインターネットサーバを管理ツール「ClassCat Cute(R)」シリーズとともに手軽に運用することが可能です。HVM テクノロジーによる物理サーバの統合を容易に実現するため、物理サーバの統合に関するノウハウとインターネットサーバ管理ツール「ClassCat Cute(R) erver Manager Enterprise Edition 4.5 / 5.0」及び「ClassCat Cute(R) Server Manager PS Edition v5.0」をキットとして提供するものです。
本「ClassCat Cute(R) 仮想化キットv2.0」を用いることで、ホスティング事業者などインターネットサーバを複数・多数運用管理している事業者は、物理サーバを仮想環境へ移行するための検証作業などの時間を省いて短時間で実現することが可能となります。
また、分散している物理サーバを統合することにより、物理的なコスト・管理コストの削減だけではなく、ハードウェアの物理的制限が緩和されシステムの拡張性や柔軟性が飛躍的に向上させることができます。
また、「ClassCat Cute(R) 仮想化キット v2.0」の仮想化ゲスト環境では、最新の RHEL 5.1 または RHEL 4.6 を動作環境とし、加えて、インターネット
サーバ管理ツールとして「ClassCat Cute(R) Server Manager Enterprise Edition 4.5 / 5.0」を利用して物理サーバと同等の環境を実現致します。更に、侵入検知・防御機能を標準装備した「ClassCat Cute(R) Server Manager IPS Edition 5.0」の選択も可能といたしました。
用語解説
※ Xen:
「Xen」 は英国ケンブリッジ大学コンピュータ研究所の XenoServer プロジェクトから派生した、オープンソースの仮想化テクノロジーです。x86アーキテクチャーの仮想マシンモニタとして動作し、1台の物理ハードウェア上で複数の仮想マシン(ゲストOS)を同時に動作させる事を可能とします。
※ ClassCat Cute(R) Server Manager シリーズ:
「ClassCat Cute(R) Server Manager シリーズ」 は、オープンソースとして
公開された Sun Cobalt RaQ550 のGUI を RHEL にクラスキャットがポーティ
ングした、商用利用のインターネットサーバ管理ツールです。
インターネットサーバとしての基本ソフトウェア(Web、Mail、DNS、SNMP、
Telnet、FTPなど)の運用・管理を専門的な知識を必要とせずに簡単に行う事
が出来ます。
『ClassCat Cute(R) Server Manager Enterprise Edition 5』は、RHEL 5対応
で 「Xen 3.0」の仮想化環境にも対応しています。また、『ClassCat Cute(R)
Server Manager IPS Edition 5.0』は、『ClassCat Cute(R) Server Manager
Enterprise Edition 5』の機能に加え「ホスト型侵入検知システム (HIDS -
Host-based Intrusion Detection System -)」「侵入防御システム (IPS)」機
能も標準装備しています。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。