2008年度より上場企業に対する内部統制の強化が義務づけられることから企業活動の基盤となる情報システムの管理体制を厳格化する企業が増えており、データーをサーバーで集中管理するシンクライアントシステムはクライアント端末にデーターを保存しないため情報の管理がしやすいことから需要が急速に伸びています。また、クライアントは従来の専用端末を新規に導入するスタイルから、企業の環境保護への取り組みの観点や価格を含む導入の容易性から既存のPCを有効活用するUSBブート型が増加しています。中でも厳密な本人認証ができるため指紋認証など生態認証型のソリューションが従来のIDやパスワードなどを用いるシステム的な認証よりも市場が拡大しています。
新製品「wizpy Style FP801」は、耐久性や安全性に優れた株式会社プロリンクの指紋認証付きUSBメモリ「BioDataSec2.0」に、既に金融機関で導入実績があるターボリナックスのシンクライアント向けソフトウェアを搭載したものです。既存のPCをUSBブートでシンクライアント端末化し、さらに指紋認証機能によりデバイス自体のセキュリティ性も非常に高いシステムを実現します。
■ wizpy Style FP801 の特長
1. セキュリティの確保
-「wizpy Style FP801」に格納されているOSやアプリケーションのみを使用し、クライアントのハードディスクにはデータを一切残さないため、万が一のパソコン盗難、紛失の際も安心です。
- OSの起動やセンターサーバー認証を指紋認証で行うため、本人以外の第三者による不正使用の心配がありません。
- データは画面転送型シンクライアントを利用してセンター側で処理するため、情報漏洩の原因となるWinny対策も万全です。
2. 利便性・ユビキタス性
- OSのログオン認証や各種アプリケーションのパスワード認証を、指紋認証のみで自動化できます。
- いつでもどこからでも、どのパソコンからでも、簡易かつ安全にシンクライアント通信が可能です。(社外や自宅のPCなど、セキュリティに不安のあるパソコン環境でも安全に利用できます)
3. 低廉な導入コスト
- 一般的なシンクライアント専用機の導入ではなく、既存のパソコン資産を利用してシンクライアントを実現する為、導入コストを抑えることができます。
- 実績の多いCitrixのほか、低価格ライセンスの2Xアルファソリューションズの製品を用意して、画面転送型のシンクライアントソリューションを提案から導入・サポートまでワンストップで提供します。
■ wizpy Style FP801 価格
10クライアント 283,500円 (税込、予価)
LinuxはLinus Torvalds氏の商標または登録商標です。ターボリナックスおよびTurbolinuxは、ターボリナックス株式会社の商標または登録商標です。その他、記載された会社名および製品名などは該当する各社の商標または登録商標です。
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