DALの「ACMS」、B2B国際メッセージ標準AS2の相互運用テストに合格 米Drummond社のグローバル認定を取得

日の丸ソフトウェアとして初認定取得 国内外の次世代EDIプロトコルをすべてサポートし、市場競争力をさらに向上

株式会社データ・アプリケーション

2008-05-23 11:30

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長 橋本 慶太、以下DAL、JASDAQ:3848)は、同社のB2Bインテグレーション・サーバ・ソフトウェア「ACMS E2X version 3.2.0」が、B2Bソフトの世界的な認定機関である米DGI社(Drummond Group Inc.)が実施した相互運用テスト「Drummond Certified AS2-1Q08 Interoperability」に合格し、AS2対応ソフトとして正式認定されたことを発表いたします。
今回のテストでは、DALを含み、世界のソフトウェアベンダ16社が提供する22製品が認定され、DALは日本初のソフトウェアベンダとして認定を取得しました。


AS2は、インターネット上でのセキュアなデータ交換を行う通信プロトコルで、暗号化技術やデジタル署名を使用し、従来のEDIデータやXML、PDF、テキスト・ファイルなどあらゆる形式のデータを安全に転送できます。ウォルマートをはじめ、欧米の大手流通業がAS2を採用しており、日本の流通業界でも、グローバルな取引を行うためにAS2に対応するニーズが高まっています。


「ACMS E2X」(Extended Enterprise data eXchange)は、B2Bシステム構築に必要な充実した機能を備え、取引先とのデータ交換やフォーマット変換、データ分割などのさまざまなデータ加工までを自動化し、さらには、ERPやレガシーシステムなど社内システムにシームレスに連携させることが可能で、B2B業務プロセス全体をカバーする統合ソリューションです。
「ACMS E2X」は、全銀手順、全銀TCP/IP手順、JCA手順などの従来プロトコルやRosettaNetはもちろんのこと、今回認定を受けたAS2の他、流通業界における次世代EDI標準「流通BMS(流通ビジネス・メッセージ標準)」で求められるebXML MSおよびJX手順を含め、日本で必要とされるあらゆる標準手順をサポートしています。

今回、AS2の国際認定を取得したことにより、国内取引からグローバル取引までをカバーするB2B環境を1つのサーバで構築し、統合運用可能なソリューションとして、「ACMS E2X」の市場競争力がいっそう高まりました。


今回、AS2の相互運用テストを合格した会社は、DALを含み以下の16社です。
Axway、Boomi、Cleo Communications、Click Commerce、DAL、EDS、EXTOL International, Inc.、GXS Inc.、IBM、Inovis、/n Software Inc.、nuBridges, Inc.、SEEBURGER AG、Sterling Commerce、TIBCO Software Inc.、Transentric.
各社の製品リストを以下でご覧いただけます。
(リンク »)


インターネットを利用した企業間電子商取引が世界規模に広がるにつれて、通信プロトコル、メッセージ、ビジネス・プロセスなどを標準化し、さらに統一した電子ビジネス情報を世界規模で共有・同期する基盤を実現しようとする動きが活発になっています。
DALは、EDIを中心にデータ交換やシステム連携分野で、信頼性の高いパッケージソフトウェアを自社で開発するとともに、これらを低価格で提供する国産ソフトウェアベンダとしてリーダーシップを確立してきました。今後も、国際標準・業界標準への取り組みを積極的に継続し、各業界の業務効率化と顧客に対するサービス品質向上に貢献する、信頼性と安全性の高いシステム基盤の提供に努めます。


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◆Drummond Group Inc.について
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http:// www.drummondgroup.com/
Drummond Group Inc. (DGI) は、B2Bソフトウェアのテストと認定におけるグローバルリーダーで、ソフトウェアベンダ、業界団体、サプライチェーン、および標準化コミュニティと協業し、オープンな業界標準に対する相互運用性テストや適合性テストを実施し、関連の調査を実施・公開したり、さまざまな業界の戦略策定を行っています。
1999年に設立され、自動車、一般消費財、金融サービス、政府機関、石油、医薬、流通などさまざまな業界において使用されている数多くの国際的なソフトウェア製品をテストしてきました。


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◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
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(リンク »)
DALは、1992年に最初のUNIX向け製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ交換やシステム連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェアを自社開発して費用対効果の高いライセンス価格で提供する国産ソフトウェアベンダとしてリーダーシップを確立。2007年4月ジャスダックに上場しました(JASDAQ:3848)。 DALの「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、国内67社のビジネス・パートナーを経由して販売され、すでに960社2500サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ACMSシリーズは、メインフレームからPCまで、プラットフォームに依存しないJavaベースで開発されており、基幹システムと連携したB2B環境を容易に構築可能な「ACMS B2B」、企業内外のアプリケーションを統合する「ACMS E2X」、Web-EDIにおけるブラウザ操作を自動化する「ACMS WebAgent」など、システム規模・接続ニーズに応じて充実した製品ラインアップを揃えています。
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