『WebSERVE smart 情報サービス業ソリューション(プロジェクト原価管理)』の提供開始

~プロジェクト損益の「見える化」をリアルタイムに実現~

株式会社富士通システムズ・イースト

2008-07-01 00:00

 当社(以下 Fsol 、本社:東京都文京区、代表取締役社長:秦 聖五)は、IT企業向け『WebSERVE smart 情報サービス業ソリューション(プロジェクト原価管理)』を2008年7月1日より新たに提供開始いたします。  本ソリューションは、受注案件をプロジェクトとして管理し、プロジェクトごとに個別原価管理を行うことで、予算・予測・実績値を捉え、プロジェクト損益の「見える化」を実現いたします。さらに当社のSOA技術『WebSERVE smart SOA(注1)』、債権債務、会計、人事給与、ワークフロー、ポータルなどのソリューション製品と組み合わせて、イージーオーダー型統合ERPを実現することが可能となります。
 昨今、IT企業においては、内部統制対応を含めた業務改善の推進をはじめ、2009年4月から受託ソフトウェア開発について「工事進行基準」での会計処理と、適切な財務諸表の公表およびステークホルダーへの情報開示が義務づけられるなど、業界を取り巻く環境は厳しい状況下にあります。
 Fsolは、IT企業の基幹業務をサポートしてきた豊富なノウハウを結集し、さまざまなご要望に柔軟に対応できる情報サービス業向けの業種ソリューションを提供いたします。内部統制対応だけではなく、工事進行基準売上への対応(進行基準売上対応 2008年10月リリース予定)も計画しております。



【『WebSERVE smart情報サービス業ソリューション(プロジェクト原価管理)』の導入メリット】
①経営者のメリット
~業務・課題の見える化によるトラブルプロジェクトの早期発見と迅速な判断~
高原価プロジェクト、納期遅延、検収遅延など、プロジェクト状態をリアルに把握できる情報を提供いたします。原価計算機能により損益管理帳票を標準で提供することで、経営情報の見える化を実現いたします。GLOVIA smartシリーズ(ポータル)(注2) との組み合わせで、経営者として意思決定のための「気づき」の情報の提供が可能となります。


②管理部門のメリット
~情報の一元管理化、月次決算早期化 ~
発生源入力(利用者)と、牽制を目的とした上長承認ワークフローにより、業務品質向上と事務のスピードアップを図り、月次決算の早期化を実現します。プロジェクト別の損益情報を一元管理し、経営情報の出力や会計処理に必要となる仕訳情報を出力し、自動仕訳連携を行います。


③プロジェクト管理者のメリット
~効率的なプロジェクト推進を支援(リアルタイムプロジェクト管理の実現) ~
要員の稼働状況の把握、売上ランクごとのプロジェクト損益管理により、プロジェクトの予測精度を高め、損益状況をリアルタイムに把握することが可能となります。また、パートナーの評価項目をポイント化し、検収時に評価を行うことで、パートナー別の情報を分析し、効率的なプロジェクト運営が可能となります。


④利用者様のメリット
~業務の効率化、適正化によるコンプライアンスの強化 ~
受注、発注時の承認ワークフローで牽制が働き、不正を未然に防止できます。WebSERVE smart SOA基盤によりシングルサインオンの実現や、アクセス権限によるメニューの制御により統制をとることも可能です。



【『WebSERVE smart 情報サービス業ソリューション(プロジェクト原価管理)』の特長】
①内部統制プロセスを支援
案件管理は、計画~見積~受注~納品~検収までのライフサイクルを管理します。案件別に注文書、検収書、請求書などの契約関連ドキュメントの出力・保管や、上長承認ワークフロー機能により貴社内部統制を支援します。


②お客様業務にフィットした柔軟なシステム構築と段階導入が可能
カスタマイズ対応が可能なテンプレート素材製品です。『WebSERVE smart SOA』の採用により販売管理、購買管理、原価管理といった業務システムは、SOA連携にて構築されているため、各業務を分割して導入することが可能です。また、業務機能の追加、改修についても、業務単位にサービスとして独立した構造となっていることで、既存システムへの影響を最小限に抑えて導入できることで、開発作業を効率化し、低コスト、短納期でお客様にフィットしたシステムをご提供いたします。また、富士通のGLOVIA smart製品(会計、人事・給与、ワークフロー、ポータルシステム製品)との連携も同様にSOA連携を行うことで、各システム間のデータ連携や、マスタ連携を実現し「イージーオーダー型統合ERP」をご提供いたします。


③「工事進行基準売上」への対応(2008年10月リリース予定)
工事進行基準売上への対応には、プロジェクト計画・予測の精度向上が必須条件と言われております。『WebSERVE smart 情報サービス業ソリューション(プロジェクト原価管理)』では、プロジェクト計画値と予測値を比較して乖離度を検証することで、原価予測の精度向上を図ります。「原価比例法」による進行基準売上と進捗率の計算を行い、プロジェクト単位に計上し、会計システムへの自動仕訳機能ご提供いたします。


【提供開始】 2008年7月1日


【提供価格】
WebSERVE smart 情報サービス業ソリューション:販売・購買・原価管理一式 15,000,000 円(税抜き)
※ハードウェア・ソフトウェア・導入支援費用・カスタマイズ費用は別途個別見積となります。


【販売目標】 今後3年間で54セットの販売を目指します。


【商標について】 本文中に記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

用語解説

【用語解説】
注1 WebSERVE smart SOA:
FsolのSOA技術。シングルサインオンやアクセスコントロール、ソリューション間のデータ連携やメッセージ連携を実現。

注2 GLOVIA smartシリーズ(ポータル):
富士通株式会社のグループウェア製品。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]