ネットアップ、2009会計年度第2四半期の財務報告を発表

売上高は前年同期比15%増の9億1,200万ドルを達成

ネットアップ株式会社

2008-11-14 14:00

2008年11月12日(米国カリフォルニア州サニーベール) - NetApp(NASDAQ:NTAP、以下ネットアップ)は、2009年度の第2四半期の財務報告を発表しました。売上高は9億1,200万ドルで、前年同期の7億9,200万ドルに比べて15%増となりました。

また、GAAP(米国会計基準)による純利益は4,900万ドル(1株あたり0.15ドル)*注1で、前年同期は8,400万ドル(同0.23ドル)でした。これに対し非GAAP*注2による純利益は9,200万ドル(同0.28ドル)で、前年同期は1億1,600万ドル(同0.32ドル)でした。

<2007年度上半期>
本年度上半期の総売上高は17億8,000万ドルに達し、前年同期の14億8,000万ドルから20%増となりました。

一方、同上半期のGAAPによる純利益は8,700万ドル(1株あたり0.26ドル)で、前年同期は1億1,800万ドル(同0.32ドル)でした。また非GAAP純利益は1億6,800万ドル(同0.50ドル)で、これに対し前年同期は1億9,200万ドル(同0.52ドル)でした。

ネットアップ会長兼CEOのダン・ウォーメンホーヴェンのコメント:
「ネットアップは、厳しい経済状況にもかかわらず、堅実な売上と利益を達成しました。ストレージ効率を向上させてストレージコストを削減させるために、ますます多くのお客様がネットアップに期待を寄せてくださっています。ストレージの効率化を実現するネットアップならではの製品は、特にIT予算の縮小という状況下において、お客様の要望に十分に応えることができます。」

2009会計年度第3四半期の見通し
最近のマクロ経済環境の変動により先行きの不透明感が増したことを受け、ネットアップは、2009会計年度第3四半期について、正規の売上高見通しの公表を見合わせることにしました。
 * 非GAAPによる粗利益は、本年度第2四半期の実績と実質的に同レベルになる見込みです。
 * 非GAAPによる営業経費は、本年度第2四半期の実績とほぼ同じになる見込みです。

四半期のハイライト
* ネットアップは当四半期に、データセンターの効率化や資産の活用、省電力・省スペース化、革新的なデータ管理など、顧客企業のデータセンターにおける「アーキテクチャ革新」を推し進める各種の新ソリューションを発表しました。また、ストレージ市場のリーダーとしてのすぐれた品質、革新性、サービスが評価され、数々の賞を受賞しています。

* ネットアップは、NetApp製品によって新たに仮想環境を構築した場合、そのストレージ容量を従来のストレージの50%に削減することを保証*注3するプログラムを発表しました。当社はこのプログラムを通じて、ネットアップならではのストレージ効率化技術を導入・活用していただくお客様に、パフォーマンスの改善と全体的なストレージの削減を約束します。

* ネットアップは、ストレージ・ベンダーとしては初めて、ファイバチャネル・オーバー・イーサネット(FCoE)をサポートするSANストレージ・ソリューションの提供を発表しました。FCoEへの対応によって  ネットアップ・ユニファイド・ストレージ・アーキテクチャが拡張されることで、お客様は、全てのプロトコルに対して柔軟なデータアクセスを確立し、変化するビジネス環境に瞬時に対応することが可能となります。

* ネットアップは、NetApp Virtual Tape Library(VTL)システムに重複排除機能(Deduplication)を搭載したことを発表しました。これによりお客様は、EMCやHPなどあらゆるストレージ・システムのバックアップに必要なディスク容量を、最大95%削減*注4することができます。

* ネットアップは当四半期に、パートナー各社の戦略的機会を最大化させ競合他社との差別化を支援する「NetApp GetSuccessful Partner Enablement Program」を発表しました。これは、2009年度「VIPパートナー・プログラム」に加わった新しいプログラムで、今年初めに 発表された「Authorized  Professional Service Provider」および「Virtualization Specialization」の各プログラムを補完するものです。

* ネットアップの製品およびソリューションは、サードパーティから引き続き高い評価を得ています。当四半期は次のような賞を受賞しています。
  ・ Diogenes Labs―Storage Magazine Quality Awards(エンタープライズ・アレイ部門)
(『Storage』誌主催)
  ・ 2008 InformationWeek 500(『InformationWeek』誌主催)
  ・ Penton Media社のWindows IT Pro 2008 Community Choice Awards
   (『Windows IT Pro』誌主催)
  ・ Service Management Achievement Award for Executive Stewardship
   (Aberdeen Group主催)
  ・ 2008 Rising Star Award(Global Technology Distribution Council主催)、
Learning in Practice Awards (『Chief Learning Officer』誌主催)
  ・ リサーチ・トライアングル・パークにおける「Best Place to Work
   (最も働きがいのある職場)」(『Triangle Business Journal』紙主催)

*注1 1株あたりの純利益は、ここに提示した全期間において希薄化した株価で提示されています。
2 非GAAP財務結果には、無形資産の償却、株式による報酬費用、買収関連の保有費用、買収前関連費用、投資純利益・純損益、およびこれに伴う法人所得税への影響ならびに見積財務基準に比例した率で換算される所得税事項にあるGAAP項目は除かれています。
3 本プレスリリースの保証プログラムの説明は、あくまで概要であり、その内容を完全に網羅していません。プログラムの利用規定の全文については、ウェブサイト(www.netapp.com/guarantee)をご覧ください。保証プログラムの概要は、本プレスリリースの内容の一部として提供されたことにはなりません。
4 ネットアップの社内テスト(2008年10月実施)に基づく。
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