サーバアクセスログ監査ツールの最新版「ALogコンバータ Ver. 3.2」を発表

仮想化環境、シンクライアントのログ取得に対応 ファイル/ADサーバに加えDB / メールサーバなどあらゆるWindowsサーバの監査証跡取得可能に

株式会社網屋(AMIYACorporation)

2008-12-11 11:00

株式会社網屋 (東京都中央区、代表取締役 伊藤 整一)は、サーバアクセスログ監査ツール「ALogコンバータ(エーログコンバータ)」の最新版「ALogコンバータ Ver.3.2」を発表いたします。
「ALogコンバータ」は、エージェント (常駐ソフト)を必要とせずにクライアントPCからのファイルアクセスやログオンなどの操作ログをサーバから取得し、軽量のログファイルに変換して保管し、独自技術による高速検索・分析機能を備えたオールインワンのパッケージツールです。
今回発表する最新版では、仮想化環境に対応し、シンクライアント環境のログ収集にも対応しました。また、他社の主要な統合ログ管理システムへのログ転送連携機能を搭載しました。
さらに、Windowsサーバ向けのシリーズでは、64bit版Windows Server 2008に対応し、管理者操作ログやアプリケーション起動ログなどの新しい監査ログを取得可能な上位シリーズ「Advanced Edition」をリリース致します。

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◆仮想化 / シンクライアントへの対応
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近年、J-SOX法や個人情報保護法に対応するコンプライアンスや内部統制で、企業のITシステムの監査証跡として「いつ、誰が、何を行ったか」を正確に記録するモニタリングするためのログ収集・管理体制と迅速な分析・レポーティング環境の整備が求められています。
一方、企業のIT環境は、サーバ最適化、災害復旧 (DR:ディザスタリカバリ)/ビジネス継続性(BC) 、グリーンIT推進などのソリューションとして仮想化環境への移行が活発です。また、情報漏洩対策やPC管理コスト抑制の観点から、サーバベースコンピューティングへの注目が高まり、シンクライアントの導入も増加しています。
そこで、最新版「ALogコンバータ Ver.3.2」は、VMware、Microsoft- HyperVなどによる仮想化環境におけるログ収集が正式にサポート対象となり、また、これらの仮想化環境でのALogサーバでの稼動も可能となりました。
また、サーバベースコンピューティング環境における、シンクライアント端末からのログ収集も正式にサポート対象となりました。

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◆Windows サーバ向けシリーズの機能強化
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「ALogコンバータ」は、対象のOSごとに「ALogコンバータ for Windows」「ALogコンバータ for NetApp」「ALogコンバータ for EMC」の3シリーズがあります。
今回発表する最新版の「ALogコンバータVer.3.2」では、より多くの監査ログに対応した上位シリーズとして「ALogコンバータ for Windows Advanced Edition」 (以下「Advanced Edition」)を追加しました。

※従来版の「ALogコンバータ for Windows」は、「ALogコンバータ for Windows Standard Edition」に名称を変更して販売致します。


「Advanced Edition」は、サーバ管理者の「ユーザのアカウント作成」や「パスワード変更」などの操作ログも収集・検索機能を搭載し、コンプライアンス要求の高い業種のニーズにも応える幅広い監査が可能です。
これにより、従来からのファイルサーバ、AD(ActiveDirectory)サーバに対する監査だけでなく、DBサーバ、メールサーバなどあらゆる業務で利用されている全てのWindowsサーバの監査証跡をOS層のログとして取得可能となりました。


「Advanced Edition」で取得できる監査ログは以下のとおりです。


(1) 管理者操作ログ
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管理者が行う「ユーザのアカウント作成」や「パスワード変更」などの操作履歴の記録を残します。
※ADサーバからはドメインセキュリティポリシーの設定変更履歴を、その他のサーバからはローカルセキュリティポリシーの設定変更履歴を取得します。


(2) アプリケーション起動・終了ログ
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アプリケーションの起動履歴と終了履歴を変換して保管します。「いつ」「誰が」「どのアプリケーション」「起動、終了したか」の記録を残します。システム管理者の操作履歴の管理として有効です。


(3) ログオフログ
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ユーザの「いつ」「誰が」「どのIPから」「ログオフ/シャットダウンしたか」のログオフ履歴を取得します。ログオフはイベントログからの情報が有用でないため、独自のプログラムを用意し、より正確にWindowsのドメイン認証を保管することができるようになりました。


(4) プリントログ
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プリントサーバの印刷履歴を変換して保管します。
「いつ」「誰が」「どのファイルを」「何ページ印刷したか」の記録を残します。


(5) その他イベントログ全般
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イベントログ全般(システムログ、アプリケーションログ、セキュリティログ)を生データのまま保管します。
変換前のデータとして保管したい場合に利用します。


※「ALogコンバータ for Windows Ver3.2 Advanced Edition」の監査対象について
システム図を以下でご覧いただけます。
(リンク »)


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◆他社の統合ログ管理システムとの連携
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最新版「ALogコンバータ Ver.3.2」では、取得したログを他社の統合ログ管理システムと連携する機能を搭載しました。
「ALogコンバータ」は、日本国内でシェアの高いWindows Serverを対象とした、ログ監査システムとして多くの企業、地方自治体、公益法人などへ導入して頂いておりますが、近年Windows / Linuxの混在環境への対応や、ネットワーク、DB、各種デバイスなども含めた統合ログ管理システムの導入も増えています。
しかしながら、統合ログ管理システムではWindowsのイベントログの解析機能がないため、「ALogコンバータ」と統合ログ管理システムの連携ソリューションが以前から多くのお客様からご要望を寄せられておりました。
今回の最新版では、「ALogコンバータ」で出力されたWindowsサーバのアクセスログを、様々な統合ログ管理システムへ提供できる機能を追加しました。


最新版「ALogコンバータVer.3.2」は2009年1月5日から予約販売を開始し、出荷開始は同2月2日の予定です。
販売価格は「ALogコンバータ for Windows Standard Edition」は、従来通りサーバ5台で98万円(税別)~、「ALogコンバータ for Windows Advanced Edition」」が、サーバ5台で127万円(税別)~です。
「ALogコンバータ for NetApp」および「ALogコンバータ for EMC」は、従来通りサーバ1台で98万円(税別)~です。
「ALogコンバータ」の導入実績は、前身製品を含め、800社以上に採用されています。
網屋は、「ALogコンバータ Ver.3.2」の発売により、今後2年間で、累計1,300社への導入を予定しています。


※「ALogコンバータ」の詳細は以下をご参照ください。
(リンク »)

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◆価格・出荷開始について
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◇販売開始: 2009年1月5日
◇出荷開始: 2009年2月2日(予定)


◇販売価格:
「ALogコンバータ for Windows Ver3.2 Standard Edition」 サーバ5台で 98万円(税別)~
「ALogコンバータ for Windows Ver3.2 Advanced Edition」 サーバ5台で127万円(税別)~

「ALogコンバータ for NetApp Ver3.2」  サーバ1台で98万円(税別)~
「ALogコンバータ for EMC Ver3.2」  サーバ1台で98万円(税別)~


※保守契約をしている既存ユーザは、無償で最新版へのバージョンアップが可能です。
※同「ALogコンバータ for Windows」ユーザは、2008年12月1日~2009年1月30日のキャンペーン期間内で、「Advanced Edition」に無償でアップグレード可能です。

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◆株式会社網屋について
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(リンク »)
1996年12月に設立された株式会社網屋は、企業の内部統制に関わる業務をトータルに支援するソリューションを提供しています。監査製品の販売をキーに総合的なコンサルテーションやセキュリティシステムの構築運用支援まで幅広くビジネスを展開しています。
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