RSA SecurID Applianceは、社内や社外からのアクセス時のワンタイム・パスワード認証要求を迅速に処理し、可用性ならびに拡張性の高いアプライアンス型サーバーとして、企業のニーズに応えます。
同製品はWebベースの管理インターフェースを備えており、本稼動用のセットアップが容易になり短時間で終了するため、スピーディに稼働開始できます。また、認証サーバー・ソフトウェア(*1)やOSのパッチをRSAセキュリティから一元的に提供するため、管理者のパッチマネジメントが軽減できます。さらに、管理者に関わる運用負担を分散できる「セルフ・サービス機能」など運用面の機能改善により、認証システムのトータルコストを低減します。
RSA SecurID Appliance A130、A250の製品特徴 1. 安定稼働と、規模を問わない柔軟な設計が可能
認証サーバーは、企業内の様々な情報資源へのアクセスに利用されます。認証が正しく行われ、正しいユーザーがいつでも情報資産へ確実にアクセスできる事が必須であるため、万が一、停止や認証処理の遅延が発生すると個人の業務や社業に大きな影響が生じてしまいます。そのために認証システムには、安定稼働が求められます。
A250とA130は、それぞれを複数台組み合わせてプライマリ・レプリカ(*2)構成とすることで安定性を高められると同時に、ユーザー数や拠点数に合わせた柔軟な認証システム構成を組むことが可能です。さらに、ハイエンドモデルのA250は、ハードディスクと電源の二重化により、認証サーバーに求められる安定稼働を実現します。
2. 簡単な導入と効率的な運用でトータルコストを削減
企業は、IT統制やコンプライアンスの早急な対策も必要としており、短期間で構築でき、効率よく運用が行えるアプライアンス型の認証サーバー製品を求める傾向にあります。
RSA SecurID Appliance専用の「クイックセットアップ・ツール」は、問答形式のWebベース基本情報設定ツールです。質問に答えていくだけでネットワーク接続用の基本項目が容易に設定できるため、ネットワーク専門の技術者でなくとも導入の準備と運用が可能です。
ハードウェア、OS、認証サーバー・ソフトウェアとそれぞれのパッチモジュールをRSAセキュリティから一元的に提供するほか、RSA SecurID Appliance用に開発されたパッチ管理機能やSNMP監視機能の活用で管理が簡便化でき、管理者の運用負担を軽減できます。 また、エンドユーザー自身がPINを自己設定できる「セルフ・サービス機能」など、従来は管理者が行っていた一部のユーザー管理機能をユーザー自身が行える機能が追加され、さらに管理者の負担軽減に貢献します。
3. 社内のあらゆる認証を包括的にサポート
企業に求められる認証シーンは、社員のPC、ネットワークや各種サーバーと幅広くなっており、認証方式がそれぞれ異なることから管理が複雑になりがちです。
RSA SecurID Applianceが提供する強固な二要素認証は、Windowsデスクトップ認証などの社内システム、リモートアクセスVPNやWebサイトでの認証など、200ベンダー以上の約400製品の連携検証済み製品(*3)に対応しています。あらゆる認証をサポートすると同時に、安定稼働とコスト削減も兼ね備えた企業認証システムです。
RSAセキュリティは、本製品の発表に伴い、高度な認証システムの導入やワンタイム・パスワードの検討、10ユーザー程度の小規模から導入を開始したいと考える企業に最適なスターターモデルのキャンペーン、「はじめてみよう!ワンタイム・パスワードキャンペーン」を2009年1月19日より実施します。また、実機を使いデモを交えて機能を紹介する体験セミナーを1月より東京、大阪で開始します。
RSAセキュリティは、RSA SecurID Applianceの販売により大規模新規導入や既存顧客での置き換えや拡張提案を行い、3年間で2,000台以上の売上を目指します。
以上
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