同社は、ポーラレディと呼ばれる専門スタッフによる訪問販売を基本とし、製造から販売まで一貫した直販体制を確立しています。当初よりメインフレーム上で稼動していた訪問販売基幹システムは、度重なるシステム変更で大規模化、複雑化し、全国4,500箇所の営業所の情報管理が大きな課題となっていました。2000年に現システムの前身となるシステムを構築、各営業所に設置されたPC端末にプログラムやデータベースを搭載し、営業所ごとの注文、売上、在庫やポーラレディ実績、顧客情報管理など事務処理を、管理していました。時を経て2005年、営業所の利便性向上、メンテナンス性の向上、セキュリティ面の強化を目的に、プラットフォームをメインフレームからIBM Power Systemsに変更し、新基幹システム「slim」の構築に着手しました。
「slim」の帳票システム基盤を支える製品の条件として(1)全国の営業所の既存環境の動作保証(多種PC、プリンタ)(2)セキュリティの確保、(3)操作の容易性、(4)高い可用性、(5)高い開発生産性があげられ、これらを満たす帳票パッケージとして「SVF」「RDE」が採用されました。
「slim」は2008年1月に稼動開始し、帳票システムは、夜間バッチで出力される実績レポート、オンライン入力結果が即座に印刷されるリアルタイムレポートの2種類で構成されています。
同社の情報システム部 課長 田中秀実氏は、「最大のテーマは" 見える化" であり、顧客を含むさまざまな情報をいかに活用するが重要なポイントとなっている。slim によってリアルタイムに情報が取得でき、見える化のための展開が見えてきた」とコメントしています。
ポーラ様のSVF導入事例詳細については以下URLをご参照ください。
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[ポーラについて] (リンク »)
設立:1946年7月
所在地:東京都品川区
事業内容:化粧品をはじめ、医薬品、ボディファッション、アパレルの販売などを展開。
[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サービス、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「StraForm」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化
[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2004年3月
資本金:1億円
売上高:83億円(2008年2月期)
従業員数:161名(2008年2月現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
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〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700 FAX:03-6710-1701
E-mail:tsales@wingarc.co.jp
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