このような状況を踏まえて、DALは従来、中小規模ユーザ向けにEDIクライアントソフトとして、Javaで開発した主力製品である「ACMS B2B」をベースとした「ACMS Lite」を提供してきましたが、今後は流通BMSの標準化をきっかけにEDIの裾野が中小規模ユーザにも広がること、また、中小規模ユーザをターゲットとした受発注業務のアプリケーションへEDIクライアントを組み込んで提供するというニーズが高まることから、Windowsプラットフォームに適した.NETベースの「ACMS Lite Neo」を新たに開発しました。その結果、現行の「ACMS Lite」と比べ、「導入し易さ」、「運用し易さ」をいっそう重視した製品となっています。
今回発売する「ACMS Lite Neo」は、流通BMSの標準通信プロトコルの1つであるJX手順、社内システムと連携させるための業務フロー機能、そして、自動運用のためのスケジューラーやファイル監視機能、およびEDIに不可欠なデータ変換機能を提供します。
また、中小規模ユーザが導入しやすい価格に設定し、高度なIT知識やスキルがなくても簡単に操作・運用できるよう直感的に使えるユーザーインタフェースを用意しました。
さらに、2009年秋には、全銀TCP/IP手順対応版をリリースする予定です。
ACMS Lite Neoの販売価格は、JX手順対応版で18万円(初年度保守込、税別)~で、2009年7月7日よりDALのビジネス・パートナーを通じて販売いたします。また、7月31日の出荷後全国のヨドバシカメラとビックカメラでも販売する予定です。
さらに、DALは現行のEDIクライアントソフト「ACMS Lite」を数社にOEM提供していますが、新製品 「ACMS Lite Neo」でも、OEMビジネスをさらに拡大する予定で、既にユーザックシステム株式会社様に、次期バージョン「EOS名人.NET」で採用することを表明いただいております。
※ユーザックシステム株式会社「EOS名人.NET」
(リンク »)
ACMS Lite Neoの主な機能と特長は、以下のとおりです。
◆ ACMS Lite Neo バージョン 1の主な機能と特長
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(1) JX手順による通信
* 取引先毎にデータ種別指定受信に対応
* クライアント機能
* HTTP/1.1、SSL V3による通信
* SOAP-RPCによるドキュメントの送受信
(2) グラフィカルでわかり易い運用画面
* 運用状況のリアルタイム表示と履歴の照会
* 運用状況表示フィルターによる表示内容のカスタマイズ
* 項目によるソート機能
(3) 通信、変換、ユーザー・アプリケーションと連動可能なフロー設定
* データ送受信、データ変換、ユーザー・アプリケーションを
一連のフローとして設定・実行が可能
* 処理中に障害が発生した場合、分岐設定と実行が可能
* 柔軟なスケジュール指定が可能
(4) コマンド・インターフェース
* JX手順の実行、フロー実行のコマンド・インターフェースを提供
(5) 4つのステップで簡単運用
①通信の設定
②フロー設定
③フロー実行による送受信
④ログの実行情報確認
◆「ACMS Lite Neo」の価格と出荷時期
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◇販売開始:2009年7月7日
◇出荷開始:2009年7月31日
◇販売価格:
クライアントOS対応版 JX手順 18万円~(初年度保守込、税別)
サーバOS対応版 JX手順 48万円~(初年度保守込、税別)
◇販売経路:
(1)DALのビジネス・パートナーを通じて販売
(リンク »)
(2)全国のヨドバシカメラとビックカメラ(予定)
◆ 稼働環境
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◇クライアントOS対応版:
Windows Vista SP1 / SP2、Windows XP SP2 / SP3
◇サーバOS対応版:
Windows Server 2003 SP1 / SP2、Windows Server 2003 R2 / SP2、
Windows Server 2008 / SP2 ※日本語版、32bitのみ対応
◇その他必要なソフトウェア .NET (共通):
.NET Framework 3.5 SP1、 .NET Framework 3.5 Language Pack SP1 日本語
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株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
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DALは、1992年に最初のUNIX向け製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ交換やシステム連携分野において信頼性の高いパッケージ・ソフトウェアを自社開発して費用対効果の高いライセンス価格で提供する国産ソフトウェア・ベンダとしてリーダーシップを確立。2007年4月ジャスダックに上場しました。 (JASDAQ:3848)
DALの「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、国内71社のビジネス・パートナーを経由して販売され、すでに1000社2900サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ACMSシリーズは、メインフレームからPCまで、プラットフォームに依存しないJavaベースで開発されており、基幹システムと連携したB2B環境を容易に構築可能な「ACMS B2B」、企業内外のアプリケーションを統合する「ACMS E2X」、Web-EDIにおけるブラウザ操作を自動化する「ACMS WebAgent」など、システム規模・接続ニーズに応じて充実した製品ラインアップを揃えています。
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