Progress Actional 8.1では、SAPユーザーが異機種環境において、ABAPベースのアプリケーションと連携するアプリケーション間の相関関係にまつわる問題についても、これまでにはない詳細なレベルまで把握し、原因を特定できるようになります。これによって、ビジネストランザクションの成否に直接影響するような深刻な問題がこれらのアプリケーション内外で発生した場合でも、危機的な状況に陥る前はもちろんのこと、SAPアプリケーションや企業全体に悪影響が及ぶ以前に、IT部門が速やかに問題を特定して対処できるようになります。
Progress SoftwareのActional製品の担当副社長、Dan Foodyは次のように述べています。「Progress Actional 8.1 により、SAPユーザーに提供する機能が拡張され、ABAPベースのアプリケーションへの可視性が向上します。つまり、Progress Actional 8.1は、幅広いSAPユーザーに対して、徹底したビジネストランザクションへの保証と、異機種分散アーキテクチャーにおける可視性を提供します。市販されている他のビジネストランザクション管理製品では、NetWeaver環境は詳細の全くわからないブラックボックスとなっていますが、Progress Actional 8.1では、ABAP環境内のアクティビティーについても、可視性、厳格なポリシー監視、わかりやすい警告情報が提供されます。SAPアプリケーションをProgress Actionalで管理することにより、トランザクション障害が減少し、さらにアプリケーション性能が向上するため、ROIの増大に貢献します。」
Progress Actional 8.1のその他の特徴
・メッセージング基盤を使用した監査およびロギングの強化:ユーザーへ柔軟性、信頼性、高性能のメリットを提供するため、監査およびロギング機能を拡張し、分散システムの監査とログ情報をJMS経由で収集するか、直接データベースへ送信するか、を選択できるようになりました。この機能はまた、イベント利用者が、ビジネスアプリケーション内で発生する様々なイベントに容易にアクセスすることを可能にするため、イベント駆動型アーキテクチャーの基盤となります。
・可視性の向上:Springフレームワーク開発環境やMicrosoft Biztalkに対応し、可視化対象プラットフォームが企業全体へ拡大します。
・JMSテスト機能の追加:テスト機能の向上により、SOAアーキテクチャーだけでなく、直接JMSで構築されたアプリケーション資産も対象とすることができるようになりました。したがって、異機種環境のサポートがますます強化されました。
Progress Softwareは、SAPユーザーやパートナーが新しいビジネスソリューションやテクノロジーを共同で開発、推進、紹介するためのハンズオン環境を提供するSAP Co-Innovation Labのメンバーです。最近SAPとProgress Softwareは、SAP Co-Innovation Labにて「Management and Business Transaction Assurance with SAP and Progress Actional (SAPとProgress Actionalによるビジネストランザクションの管理と保証)」というタイトルのレポートを共同で作成し、刊行しました。このレポートでは、Labにて開発、検証した統合SOA管理ソフトウェアの概要について紹介しています。
Progress Actionalは既に、Cablevision、Credit Suisse、IHG(InterContinental Hotel Group)、Partners Healthcare、Verizon、米国の複数の行政機関などで利用されています。Progress Actional 8.1の詳細については、 (リンク ») を参照してください。
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