EMCジャパン、レプリケーション&バックアップ環境の「見える化」を実現するデータ保護製品を発表

~データ保護管理ソフトウェア「EMC Data Protection Advisor」の販売を開始~ 東京発 - 2010年5月27日

EMCジャパン株式会社

2010-05-27 00:00

EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諸星 俊男URL: (リンク ») )は、レプリケーション環境およびバックアップ環境全体を監視・分析できるソフトウェア「EMC Data Protection Advisor(以下DPA) (リンク ») 」を、本日より販売開始したことを発表しました。

「DPA」は、物理環境と仮想環境の両方で、レプリケーションやバックアップのアプリケーションを一元的に監視できるソフトウェアです。「DPA」は、EMCのストレージ製品「Symmetrix (リンク ») 」、「CLARiX (リンク ») 」、「Celerra (リンク ») 」の監視、分析、レポート作成を行い、コンプライアンス(法令遵守)の向上、データ消失リスクの軽減とともに、運用効率の向上、コスト削減を実現可能にします。 「DPA」は、データ保護のサービス・レベル遵守のために、複数のストレージおよびアプリケーション管理情報の一元化を必要としている組織に向いています。

多くの企業や組織は、システム障害や災害時での復旧を目的に、さまざまなデータ保護テクノロジーを導入していますが、それぞれの保護テクノロジーが適切なリカバリ目標を満たしているのかを一元的に監視することはほとんど不可能です。一方、「DPA」は、単一の管理サーバ上でITインフラストラクチャのデータ保護環境のあらゆる事象を完全に可視化するソフトウェアです。「DPA」は、アプリケーション、ホスト、アレイからのデータを自動的に収集することで問題点を常に監視し、SLA(Service Level Agreement:サービス・レベル遵守)やデータ保護の目標達成を阻むような問題点があれば自動的に警告する画期的なソフトウェアです。

今回発表する「DPA」の具体的な機能は以下の通りです。


◆「バックアップ環境の解析とトラブルシューティング」
「DPA」は、収集エンジンにより、バックアップ、ファイル・サーバ、データベース、VMwareインフラストラクチャにまたがる形でステータスおよびパフォーマンスに関するデータを収集します。そして、解析エンジンとレポート作成エンジンがこのデータを活用して、インフラストラクチャの監視および特定の障害/問題のトラブルシューティングを実行します。


◆「EMC Symmetrix」および「EMC CLARiX」のサポート
「DPA」は、お客様がすでに導入している「Symmetrix」および「CLARiX」ストレージ・アレイ上で動作するレプリケーション・ソフトウェアのデータ保護管理のサポートをします。アプリケーション・クライアント、アレイ、デバイス、レプリカを対象とし、レプリケーションに関するギャップがどこに存在するかを特定するグラフィカル・マップを作成します。使いやすいウィザードにより、アプリケーションの構造および関連するすべてのストレージ、デバイス、レプリカを検出します。「DPA」では、データの収集を自動的に行い分析することにより、リカバリ性に対する状況の変化を監視します。これにより、SLAの向上、ビジネス・クリティカルなデータのリカバリ性の向上を実現できます。


◆EMC RecoverPoint (リンク ») 」のレプリケーション監視・分析のサポート
「DPA」を活用することで、ネットワーク・ベースのレプリケーション・ソリューションである「RecoverPoint」の監視およびSLA管理を、容易に実施することができます。これにより、レプリケーションの構成とパフォーマンスを詳細に把握し、SLAのリカバリ目標を確実に達成できます。


◆プライベート・クラウドITへの移行を促進させる機能
「DPA」は、vCenter Serverと連携することでVMwareのサポートを拡張し、個別の仮想マシンやVMware ESXサーバに関する詳細なバックアップ監視、アラート、レポート作成を提供します。バックアップに関するチャージバック機能が新たに拡張され、また「RecoverPoint」のチャージバック・レポートをサポートしたことにより、リソースの使用状況に関する効率的で正確なレポート作成が可能になり、企業がプライベート・クラウド・サービスを容易に提供できるようになります。このようなレポート作成は、プライベート・クラウド・インフラストラクチャの構築における重要なステップの1つです。


◆「Data Domain (リンク ») 」サポートによる、統合された重複除外率レポート
「DPA」は、重複除外バックアップ・ストレージ「Data Domain」をサポートし、システム構成、電力、温度、ファン・コンポーネントに関するレポート作成機能や重複除外率のレポート作成と分析も行えるため、「Data Domain」、「Avamar」、「NetWorker」のバックアップ・ソリューションそれぞれの重複除外率を同時に表示できます。


◆「Celerra」のレプリケーション・サポート
「DPA」を活用すると、統合ネットワーク・ストレージ「Celerra」のレプリケーション・ソフトウェア「Celerra Replicator」に、グラフィカルなマッピング機能を提供します。「Celerra」のCPU、メモリ、パフォーマンス、容量などの監視、アラート、レポート作成が可能となり、お客様がストレージの高いパフォーマンスを保ち続けることができます。


◆価格と販売について
価格:210,450円~(税込み) 最小構成:CLARiX CX4-120
販売:「DPA」はEMCジャパンとEMCジャパンの販売パートナーであるVelocityパートナーより提供します。



■EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。
(リンク »)

■本件に関するお問い合わせ先
EMCジャパン株式会社  マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾、Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8867(直通)
E-mail: japanpr@emc.com


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