■ SharePoint活用の隠れた本命:現場ミニアプリ
SharePointは、「ポータル」「コラボレーション」といった機能とともにアプリケーション開発基盤としての機能も持っており、設定レベルでワークフローや帳票(入出力フォーム)を伴ったアプリケーションを実装することができます。しかし現場ユーザーにとってはやや難易度が高く、情報システム部門やシステム開発会社の支援を受けずに現場レベルでSharePointミニアプリを開発し活用している例は多くないのが実情でした。
そこでリアルコムとBP研究会では、会員各社の現在のミニアプリ活用事例を調査し「現場ユーザーにとって現実的な設定レベル」を見極めたうえで、その範囲に限定したミニアプリ群を開発していくこととしました。
調査の結果、ミニアプリはSharePoint標準機能の範囲で実装可能なものも多く、またSharePoint DesignerやNintex Workflow ( (リンク ») )などのアドオンツールを利用すると比較的簡易な設定だけで十分に利用価値が高いものが作れると結論づけています。
この現場ミニアプリ事例調査は、本日開催するBP研究会「第4回 ベンチマーキングスタディ発表会」にて発表いたします。また今後開発するミニアプリは、BP研究会参加企業の方々にお使い頂き、フィードバックを活かしつつ改良を加えていく予定です。
今後開発していくSharePointミニアプリの例
■ 集約業務:
回覧板(受領確認)、御意見箱、目安箱、アンケート、簡易E-Learning、Excel自動集計、社内イベント参加管理
■ 申請業務:
来客申請、残業申請、簡易承認ワークフロー
■ スケジュール調整業務:
グループスケジュール、長期休暇予定共有、簡易会議室予約
■ ストック情報:
申請書ライブラリ、簡易電話帳、名刺管理、紙文書電子化蓄積、専門用語集、マニュアルライブラリ
■ フロー情報:
行き先掲示板、週報、日報、携帯からの写真・動画投稿、会議議事録管理、メール蓄積
■ 物理資産管理:
鍵管理、備品持ち出し申請、社用車運行管理、図書管理
■ BP研究会 次回以降のテーマ
BP研究会ではこうしたベンチマーキング活動を通じて、この「SharePointで現場業務の徹底効率化」のようなSharePointユーザに共通のテーマとそれらに対応するGSPを提示し、SharePointユーザが使いこなしの改善に取り組む際のヒントを提供していくことを目指しています。次回、第5回(2010年11月24日予定)のテーマは「ビジネス・プロダクティビティ調査2010」を予定しています。
(リンク ») (BP研究会サイト)
(リンク ») (リアルコムサイト:BP研究会紹介)
■ リアルコムについて
リアルコムは、情報・ナレッジによる企業変革を行うグローバル・サービスカンパニーです。コンサルティング、IT、アウトソーシングの3つのサービスにより、効率化と価値創造の活性化を実現します。リアルコムは、今日までに株式会社三菱東京UFJ銀行、東京海上日動火災保険株式会社など200社を超える優良企業の支援をしてまいりました。また、グローバルにおいては、米国 シアトル、インド プネに拠点をもち、米国ではザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(P&G)やノバルティスファーマ等の優良企業の支援をしております。
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