大塚商会とEMCジャパン、ITシステムの業務継続性を高める統合ストレージパッケージを販売開始 ―SANとNASを統合し、冗長化やバックアップによる信頼性の高い企業システムを実現―

EMCジャパン株式会社

2010-12-14 00:00

株式会社大塚商会(略称:大塚商会、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 裕司、URL: (リンク »)  )と、EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諸星 俊男、URL: (リンク ») )は、SAN(※1)とNAS(※2)を統合した中堅大手企業向けユニファイドストレージパッケージ「TWIN NAS SAN/NAS統合ストレージパック」を共同で企画開発し、本日より大塚商会から販売開始することを発表しました。

「TWIN NAS SAN/NAS統合ストレージパック」は、3TB容量のファイルサーバ(NAS)と、1TB容量のアプリケーションサーバ領域(SAN)を標準で装備し、設置作業、ファイルシステム作成、接続サーバデータ領域作成などの設定導入作業もセットにして提供します。SANの接続インターフェースの違いによりファイバチャネル(FC)(※3)とiSCSI(※4)の2種類から選択でき、価格は、FCモデル498万円(税別)、iSCSIモデル418万円(税別)です。

本パックにより、分散しているファイルサーバやアプリケーションサーバ領域を統合することができるほか、高度な冗長性やバックアップ機能により、業務継続が求められる基幹系システムなどで耐障害性に優れたシステムを実現します。さらに仮想化にも対応し、大容量データ管理の統合とあわせた運用管理コストの削減も可能です。

【業務継続について】
FC、iSCSI両モデルとも、ファイルサーバはRAIDコントローラー、ハードディスク、電源に到るまで二重化されています。さらに、RAID6(※5)のディスク構成により、二重障害が起きてもデータを保護し、かつバックアップデータからの復旧も可能で、堅牢なデータ保持を実現します。

アプリケーションデータ領域は、RAIDコントローラーやデータ転送経路の二重化などによる堅牢なストレージ構成になっており、障害発生による業務中断の可能性を低くします。万が一、稼働しているアプリケーションサーバに障害が発生した場合でも、データはストレージ側で保護されています。

【アプリケーションデータのバックアップ機能について】
FCモデルは1TBのアプリケーションデータ領域とバックアップ用に同容量のレプリケーション領域をもち、データの変更部分のみを1日1回複製し保持することで高いデータ保護機能を備えます。iSCSIモデルは1TBのアプリケーションデータ領域を確保し、別途バックアップシステムとの連携に対応します。

【ファイルサーバのバックアップ機能について】
3TBの大容量により、画像や図面、動画ファイルなど増大するデータ量に対応いたします。ファイルサーバのデータは、1日分の更新データを毎日夜間に高速バックアップします。また、物理的なディスク障害を考慮し、データの変更部分のみを60分以内に複製します。

「TWIN NAS SAN/NAS統合ストレージパック」価格
― FCモデル  498万円(税別)
― iSCSIモデル418万円(税別)
※別途、本体を搭載するためのラックが必要です。
※別途、大塚商会たよれーる保守契約を締結いただく必要があります。

※1 SAN(Storage Area Network)
複数のディスクやディスク制御装置を接続した、ストレージ装置向けのネットワークのこと。ディスクやディスク制御装置などを切り出して、ファイバチャネルなどの高速ネットワークで接続しネットワークを構成する。

※2 NAS(Network Attached Storage)
ネットワークに直接つないで、すぐに利用できるストレージ装置のこと。「ネットワーク接続型ストレージ」とも呼ばれる。ファイルサーバ機能を備えており、UNIXやWindowsなどOSの種類に関係なく、ネットワークに接続されているサーバ機やクライアント機から、従来のファイルサーバと同じようにアクセスできる。

※3 ファイバチャネル
コンピュータ間あるいはコンピュータと周辺装置を接続してデータを転送するための方式の一種。長距離伝送が可能な高速のシリアルインタフェースである。伝送速度は最大4Gb(ギガビット)/秒。接続距離は最長10km。

※4 iSCSI(Internet SCSI)
イーサネットを介して、サーバとストレージ装置を接続するためのインターフェース仕様。既設のLANがそのまま利用できるので、低コストでSAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)を構築できる。

※5 RAID6
複数のハードディスクにデータを分散して書き込むことで耐障害性を高めるRAID技術の一つ。同時に2台が故障してもデータを復旧することができる。

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株式会社大塚商会について
大塚商会は、昭和36年の創業以来一貫して、お客様の情報化、業務効率化を支援してきました。特定のメーカーにとらわれないマルチベンダー対応と、オフィス用品からIT機器全般まで幅広く提供するマルチフィールド対応により、ワンストップソリューションとワンストップサポートを推進しています。

EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、あらゆる規模のお客様が、競争優位に立ち、情報からさらなる価値を創出することを可能にするために、情報インフラストラクチャ・テクノロジーとソリューションを開発、提供する世界のリーディング・カンパニーであるEMCコーポレーションの日本法人です。EMCの製品やサービスに関する情報については、以下のWebサイトをご参照ください。 (リンク »)

本件に関するお問い合わせ先
■報道関係者からのお問い合わせ
株式会社大塚商会 企画広報課 坂内 祐之
Tel: 03-3514-7102 / E-mail: koho@otsuka-shokai.co.jp

EMCジャパン株式会社 マーケティング本部
広報マネージャ 武村 綾
Tel: 03-5308-8867(直通)/ 03-5308-8888 (代表)/ E-mail:japanpr@emc.com


EMC、EMC2、where information livesは、米国EMCコーポレーションの登録商標です。これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。
TWIN NASは、株式会社大塚商会の登録商標です。

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