ラリタン、サイバーエージェントへインテリジェントPDU「Dominion PX」を納入

国内最大級のインターネットサービス「Ameba」のシステムに200台採用へ

ラリタン・ジャパン株式会社

2011-02-16 10:00

ラリタン・ジャパン株式会社(本社:米国ニュージャージー州サマセット、日本法人本社:東京都港区、以下ラリタン)は、この度インテリジェントPDU Dominion PX 60台(注1)を株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、以下サイバーエージェント)のデータセンタに納入したことを発表します。最終的には導入台数は200台となる見込みです。今回の導入によって、サイバーエージェントでは「Ameba」が稼動するサーバの電力情報を「見える化」し、使用状況に応じた適切なサーバの増設やラックのキャパシティプランニングを実現しています。
サイバーエージェントはAmeba関連事業を筆頭に、インターネットメディア事業、インターネット広告代理事業、投資育成事業を中心に事業展開をし、インターネット総合サービス企業としてわずか10数年で国内トップクラスの地位を確立しています。特に、注力事業である「Ameba」は、会員数が約1,300万人、月間アクセス数は約200億PVと国内最大規模のインターネットメディアに成長を遂げています。一方、このようなビジネスの急成長に伴い、同社はデータセンタの電力管理において適切なタイミングでシステムを強化・拡張していくことが課題となっていました。


データセンタ拡張を機にこれらの課題を解決する手段として電力管理ツールを検討した結果、コンセント毎(ITインフラ毎)に電力情報を取得でき、電源をリモートオンオフできるDominion PXを60台導入しました(最終的に200台導入)。MIB (Management information base)を統合して、それをオープンソースのツールでグラフ化できることも導入の決め手となりました。コスト面でもDominion PXは、データセンタの電力管理サービスと比べ、早い段階で投資対効果をプラスに転じられるという評価をいただきました。


今回の導入によって、同社は「Ameba」が稼動するサーバの電力情報をリアルタイムで把握できるようになり、それに基づき電源やラックの発注およびラックに設置するサーバの台数を最適化させるなど、データセンタの効率的なキャパシティ管理を実現しています。
    

本事例の詳細はWebサイトでご覧になれます。( (リンク ») )


Dominion PXの主な特長:
・ PDU全体またはコンセント毎に、シリアル/IPネットワーク経由で電源供給オン/オフ
・ PDU全体またはコンセント毎に電力消費情報を取得
・ しきい値超過時は、SNMP、電子メール、Syslogにてアラート通知
・ 複数のラックマウントPDUが収集する電力データを単一のWebインタフェースから簡単に管理


 
ラリタンについて(Raritan.com)
ラリタンは、あらゆる規模のデータセンタに適した電源管理、KVM、シリアルソリューションで豊富な実績を誇るITインフラ管理のリーディングサプライヤー。ラリタンの製品は世界5万ヶ所以上の施設で使われており、電源効率の改善、データセンタ生産性の向上、遠隔拠点業務の強化に必要な制御機能を提供しています。米ニュージャージー州サマセットに本社を置くラリタンは、世界各地にオフィスを置き76ヶ国に製品を供給しています。詳しくはウェブサイト (Raritan.co.jp)をご覧ください。ラリタンはグリーングリッド(Green Grid)、クライメート・セイバーズ・コンピューティング・イニシアティブ(Climate Savers Computing Initiative)、エネルギーと環境に配慮したデザインにおけるリーダーシップ(Leadership in Energy and Environmental Design)の活動にメンバーとして積極的に参加しています。また、米国環境保護局(EPA)のデータセンタ・イニシアティブへの貢献により表彰されています。ラリタンの電源管理ソリューションは昨年5つの主要なアワードを獲得しています。

このプレスリリースの付帯情報

データセンタラック内に設置されたDominion PX

用語解説

(注1)2010年12月現在

※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名ならびにサービス名は、各社の商標または登録商標です。

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