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ヤフー、“インテリジェントPDU”更新--汎用電源ケーブルの抜け止めを防止

NO BUDGET 田中好伸 (編集部)

2014-09-05 07:30

 ヤフーは、運営する「Yahoo! JAPAN」のサービス基盤の電源を支える“インテリジェントPDU”を更新した。ラリタン・ジャパンが9月3日に発表した。

 PDU(Power Distribution Unit)は、ラック内のサーバやルータといったハードウェアに配電するための電源タップ。インテリジェントPDUは流れる電流量や電圧値などを測定する。製品によってはコンセントごとに消費電力を計測したり、電源をオンオフできたりするものもある。

(左から)PX2-1000、ロック対応のアウトレット
(左から)PX2-1000、ロック対応のアウトレット(コンセント口、ラリタン提供)

 Yahoo! JAPANでは、2011年からインテリジェントPDUを採用し、電力利用料を集中的に把握できる体制を整えている。サービス拡大のためサーバが頻繁に増設されることから、ラックの空きスペースだけでなく電源容量の空き状況を管理し、迅速かつ的確に増強できるようにという考えだ。

 最初に採用したインテリジェントPDUでは電源ケーブルの“抜け止め”(ロック)機構がなく、機器の熱や振動などでケーブルが緩み、そこへ作業員が接触して抜けるケースが何度か発生し、課題となっていた。サーバの冗長化でサービスへの影響はなかったというが、より安定した運用のために、ケーブル抜けの対策が求められていた。

 対策として同社では、ロック機構を持つインテリジェントPDUを検討、各社に提案を募った。200V用のインテリジェントPDUでロック機構を持つ製品は専用ケーブルを必要とするものが多かった中で、ラリタンではインテリジェントPDU「PX2-1000」に汎用ケーブル対応のロック機構を搭載するなどのカスタマイズを提案、採用に至った。

 ヤフーでは、この新しいPDUでケーブル抜けを心配することなく作業に集中できるようになり、作業効率や運用効率の改善、向上を実現したという。

 PX2-1000は、PDU全体の電圧や電流、力率、皮相電力(kVA)、有効電力(kW)、キロワット時(kWh)単位の情報を計測できるとともに、環境センサで温度や湿度、エアフロー、差圧、ドアの開閉などの環境情報も計測する。USBでカスケード接続が可能であり、同社のデータセンターインフラ管理(Data Center Infrastructure Management:DCIM)ソフトウェア「Power IQ」に対応している。

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