日本ラリタン・コンピュータは6月12日、プラグアンドプレイ型のデジタルKVMスイッチ「Dominion KX II」を発表した。
Dominion KX IIは、サーバ管理画面の前で一度に数時間を費やすシステム管理者の使用感の改善を目指して設計され、厳密なマウス同期化機能「ずれないマウス」などを搭載。ウェブブラウザを使って直感的に操作できる新しいユーザーインターフェースや、リモートサーバ上のストレージメディアへのアクセスをより便利にするユニバーサル仮想メディアを搭載する。
また、稼働率を高めるため、全モデルに自動フェイルオーバ保護機能付きの二重化電源装置と二重化ギガビットイーサネットポートを搭載した。
同製品を利用すると、サーバのOSが起動していない場合、またはネットワークインターフェースカードが故障している場合でも、BIOSレベルでサーバにアクセスできるという。