この度発売するEvolution シリーズのスピーカーシステム「TAD-E1」は、独自の蒸着法で加工したベリリウム振動板を採用したCST(Coherent Source Transducer)ドライバーを搭載するなど、「TAD-R1」「TAD-CR1」で培った技術を受け継ぐことで、点音源再生と自然でなめらかな音場空間表現を実現しています。
当社は、Evolution シリーズのラインアップを拡充することで、お客様の幅広いニーズに応えるとともに、ブランドの強化を図ってまいります。
【TAD-E1 の主な特長】
1) 「なめらかな音」と「自然な音の広がり」を再現する同軸スピーカーユニット「CST ドライバー」を搭載
本機は、位相の一致したポイントから、広帯域にわたって指向性をコントロールして再生する同軸スピーカーユニット「CST ドライバー」を搭載しており、安定した定位と自然な音場空間を再現します。ミッドレンジのコーン形状は、同軸配置したトゥイーターの指向特性をコントロールするように設計され、トゥイーターとミッドレンジのクロスオーバーにおける位相特性と指向特性とを一致させることで、全帯域で自然な減衰特性と指向放射パターンの両立を実現し、CST ドライバーのみで250Hz~100kHz という超広帯域再生が可能です。
2) トゥイーターに独自の蒸着法で加工したベリリウム振動板を、ミッドレンジには軽量で高内部損
失のマグネシウム振動板を採用
トゥイーターの振動板に、軽量で剛性に優れたベリリウムを採用しています。独自に開発した蒸着法を用い、内部損失を大きくすることにより、優れた高域共振の減衰特性を実現しています。また、トゥイーターの形状設計には、コンピュータ解析による独自の最適化手法「HSDOM(Harmonized Synthetic Diaphra gm Optimum Method)」を採用しており、分割振動とピストンモーションをバランスよく組み合わせることで、100kHz までの超広帯域再生を実現しています。ミッドレンジには、マグネシウム振動板を採用することで、材料固有の共振音の影響を排除し、歪みの少ない音を再生します。
3) ウーファーに、歪みが少なく高いリニアリティの新開発振動板「Multi-layered Aramid Composite Shell Diaphragm」を採用
ウーファーに、軽量で高剛性なアラミド繊維の織布と不織布を何層にもラミネートした新開発の振動板を採用し、センターキャップとコーンをシェル状(殻形状)に一体化することで、豊かな低音再生とクリアな中低域再生を実現しています。また、強力なネオジムマグネットを使用したT ポール型磁気回路の採用により、小さな振幅から大きな振幅まで均一な駆動力を実現しています。
4) キャビネットの不要共振を低減するSILENT(Structurally Inert Laminated Enclosure Technology)エンクロージャーを採用
高剛性の樺(バーチ)合板を骨組みに使用し、高内部損失のMDF 材と組み合わせることで、高い強度
と低い共振を実現するSILENT エンクロージャーを採用しています。後部をティアドロップ形状にすることで、音の回り込みをコントロールして音場の再現性を高めるとともに、キャビネットの不要共振を低減しています。また、エンクロージャー内部の定在波解析を行い、最適な吸音材を選定して効果的に配置することで、音像・音場に悪い影響を及ぼす内部定在波を排除しています。
5) ウーファーの能力を引き出すエアロダイナミックポートを採用
大入力、大振幅時にも、スピーカーユニットがストレス無く駆動し、クリアな低音を再生するフレア形状のエアロダイナミックポートを採用しています。
6) エンクロージャー内部の音圧影響を排除したISO(Isolated)マウントネットワークフィルターを採用
剛性の高いアルミベースにネットワークフィルターをマウントしてベース部に格納したISO(Isolated)マウントネットワークフィルターを採用しています。エンクロージャー内の内部音圧の影響を排除し、クリアな低音を再生します。
商品名: スピーカーシステム
製品名: TAD Evolution one TAD-E1-WN
希望小売価格(税込): 1,050,000円(1 本)
発売時期: 11月中旬
主な仕様など詳細は下記URLをご参照ください。
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