DefraではITシステムを全面的にアウトソースしていましたが、プリンタ・複合機は拠点ごとに機器を導入・管理していました。拠点数の拡大とともに、出力機器の管理や配置も含めた運用の最適化、コスト削減、セキュリティー強化、消耗品切れと故障対応による業務時間の停止など、プリント業務のマネージメント強化が課題となっていました。
OKIデータは、Defraの拠点全てを対象に毎月のプリント量や拠点ごとに異なるニーズを調査し、各オフィスに必要なプリンタと複合機の種類、台数、配置場所などを決定しました。プリント量が多い部門には、A4モノクロLED複合機「ES4180dn」とA4カラーLEDプリンタ「ES7411dn」(注2)を、機密文書などを扱う管理部門にはセキュリティーを強化したA4カラーLED複合機「ES5461」(注2)などを設置することで、従来1,400台ほどあった出力機器台数を半分以下にすることができました。また、OKI独自のLED方式によるシャープな高画質印刷性能、多彩な諧調表現力を実現したA3カラーLED複合機「ES8460cdxn」(注2)も導入したことにより、Defraが要求する高速・高画質印刷だけでなく、高度なカラーマネージメント機能や優れた操作性についても高く評価されました。
このほか、各オフィスのプリント量と用紙サイズ、カラー印刷などの内訳レポートを自動作成する専用のソフトウェアの導入で、出力関連コストの削減を行うことができました。さらに、プリンタの使用状況をモニタリングすることで、消耗品の発注・交換が計画的に行えるようになり、業務の効率化も図りました。Defraでは、CO2削減も課題となっており、このたびOKIデータのMPSを導入したことで、出力機器の稼動台数や紙を削減でき、全体で従来比47%のCO2削減が見込まれます。
OKIデータはMPS事業戦略としてITチャネル向けのMPS支援プログラムを構築・展開しており、このたび、英国IBM社(本社:英国ハンプシャー州)のITインフラのマネージド・サービスを通して、同社より英国環境・食糧・農村地域省(Defra)のMPSを受託しました。OKIデータの商品力や分散型MPS(注3)訴求力に加え、拠点・部門ニーズに合わせた提案、全拠点への訪問によるきめ細かいアセスメントや実績のある運用管理体制などが評価されました。
OKIデータは、今後もお客様ニーズを的確に分析し、最適なMPSを提案することによって、お客様の生産性の向上やコスト削減に寄与してまいります。
(注1) Department for Environment, Food and Rural Affairs(Defra)。2001年に設立され、国内外の環境の改善と資源の持続可能な活用、持続可能な農業、漁業、食品産業の推進および農村経済の活性化を行う英国政府機関のひとつ。
参考サイト: URL: (リンク »)
(注2) 海外向けモデル
(注3) OKIデータが提案するマネージド・プリント・サービス。OKIのLEDプリンタ・複合機を集約・分散させて最適配置することで、顧客の業務生産性に配慮しながら、顧客のTCO(Total Cost of Ownership:総保有コスト)を削減する。
概要:沖電気工業株式会社
OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 (リンク »)
お問合せ先:
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI広報部 北村
電話: 03-3501-3835
e-mail: press@oki.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。