オートデスクのソフトウェアを活用したクリーン テック製品・事例が Autodesk University Japan 2012 で一堂に集結

オートデスク株式会社

2012-07-12 00:00

~ 環境技術の開発に取り組むベンチャー/中小企業の取り組みをサポートするオートデスクの「クリーン テック パートナー プログラム」を通じて、参加企業の革新的な製品開発を支援 ~
オートデスク株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ルイス・グレスパン)が展開する、「クリーン テック パートナー プログラム」には、日本企業も数多く参加しています。2012 年 7 月 18 日(水)にロイヤルパークホテル(東京都中央区)で開催される Autodesk University Japan 2012 では、個別セッションでプログラム参加企業の成功事例を紹介するほか、オートデスクのソフトウェアを活用して開発・製造した製品が展示されます。

このプログラムは、革新的で有望な環境保全技術(以下、クリーン テック)の開発事業の創出に取り組むベンチャー企業や中・小規模の企業を対象に、オートデスクのさまざまなデジタル プロトタイプを実現するデザイン ソフトウェアを特別価格で提供することで、クリーン テック開発を支援するプログラムです。日本では 2011 年 2 月にプログラムを開始し、太陽光発電、風力発電、電気自動車、グリーンビルディング、スマートグリッドなどの環境ビジネスに携わる企業が参加しています。

クリーン テック パートナー プログラムの参加企業は、オートデスクが提供するソフトウェアで、イノベーションの迅速化、製品開発における予測精度の向上を実現できます。また、デジタルプロトタイプの導入により、物理的な製作物の削減や、製品の環境への影響を完成前に予測することが可能になります。

オートデスク クリーン テック パートナー プログラムを活用し、クリーンテックの開発・製造に取り組んでいる企業には以下のような企業があります。

シーベルインターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:海野裕二)シーベルインターナショナルは上水道・下水道の設計コンサルティングを前身とした技術開発企業で、流水式小水力発電装置「ストリーム」の技術開発を始め、小水力発電全般に関するコンサルティング業務を行っています。同社では、ストリームの設計にオートデスクの Autodesk® Product Design Suite を活用しています。シーベルインターナショナルは、オートデスクのソフトウェアを通じたデジタルプロトタイプの実践により、試作に関するコストの削減も実現できたほか、高度にビジュアル化された、効果的なプレゼンテーションの作成に Product Design Suite に同梱される Autodesk® 3ds Max® Design を活用しています。

株式会社双葉工業社(本社:北海道札幌市、代表取締役:阿部司)
双葉工業社は鉄鋼製品の加工や、亜鉛めっきによる防食加工を主要事業として展開してきましたが、新たに太陽光発電用パネルのフレームの開発・製造に取り組んでいます。同社は太陽光発電用パネルのフレームの開発にあたり、Autodesk Product Design Suite を活用しています。 Autodesk Inventor® を通じてデジタル プロトタイプを実践することで、より高品質な製品のより低コストでの開発・製作を目指しています。また、今後は新しい製品の解析業務に Autodesk Simulation を活用し、設計業務のさらなる最適化を図る予定です。

株式会社スカイ電子(本社:高知県高岡郡、代表取締役:廣林孝一)
精密コイル、空芯コイルの専門メーカーであるスカイ電子は、環境問題にも積極的に取り組んでおり、マイクロ発電機、小型風力発電機、自転車発電機、防災用小型発電機のアウターローター発電機などを開発・製造しています。同社は Autodesk Product Design Suite を通じて、小型風力発電機の設計・開発でデジタルプロトタイプを実践しています。これにより、スカイ電子は設計・製造プロセス全体にわたるフロントローディングが実現し、革新的な製品を従来に比べて 1/2 の期間で市場に投入することが可能になりました。

株式会社 ecomo(本社:東京都港区、代表取締役:畑山 一郎)
ecomo は、電気自動車(EV)を軸にしたビジネス創出に向けた企画、プロジェクト・マネジメント、デザイン、マーケティングを手掛けています。ecomo はモデリング、サーフェシング、ビジュアライゼーションなどの機能を提供する Autodesk Alias® を活用し、千葉県柏市・柏の葉キャンパスエリアの VR(バーチャル・リアリティ、仮想現実)環境と融合させ、同社の提唱するコンセプト「New Mobility Design」を具現化したムービーを東京モーターショー 2011 Smart Mobility City にて発表しました。ecomo は、Autodesk Alias を通じて簡単なスケッチをベースに短時間で詳細な3Dモデルを作成し、また、その 3D モデルでさまざまな検証を行うことで、コンセプトの具現化を実践しています。

オートデスクのデザイン/エンジニアリング ソフトウェアは、実際の試作を製作する前の開発段階で、製品をデジタル上で、デザイン、ビジュアライゼーション、シミュレーションすることが可能です。製品による環境への影響度合いは設計段階でその 80% が確定するため、このようなフロントローディングの取り組みは非常に重要な意味を持ちます。

オートデスクは引き続き日本でのクリーンテック パートナー プログラムの拡大を通じ、国内のクリーンテックに携わる企業が製品開発を加速させ、独自の先進的技術を世界に発信し、持続可能社会の構築に貢献できるよう支援します。

クリーン テック パートナー プログラムの参加企業事例を Autodesk University Japan 2012 で紹介
2012 年 7 月 18 日(水)にロイヤルパークホテル(東京都中央区)で開催される「Autodesk University Japan 2012 」では、クリーン テック パートナー プログラムの詳細や、当プレスリリースで紹介されているプログラム参加企業のオートデスク製品活用事例を紹介します。また、会場ではプログラム参加企業がオートデスク製品を活用して開発・製造した実際の製品を展示します。
クリーン テック パートナー 事例、ならびにその他の製造業界向けセッションの詳細は下記 URL をご覧ください。
(リンク »)

オートデスク「クリーン テック パートナー プログラム」について
クリーン テック パートナー プログラムでは、クリーン テック開発・製造に取り組む企業を、アイデアのデザイン、ビジュアライゼーション、シミュレーションを可能にする、オートデスク 3D ソフトウェアを提供することによって支援し、クリーン テックによるイノベーションを促進します。
日本でのプログラムは、技術や関連ビジネスモデルを通じて、環境問題の改善に貢献する製品またはサービスを開発するベンチャー企業、ならびに中・小規模の企業を対象にしています。参加する企業には、最大約 2,270 万円*1 相当までの 3D デザイン ソフトウェア製品が、10,500 円(税込)で提供されます。*2 *3 プログラムでは、以下の各製品の最大 5 ライセンスを含め、業界をリードするソフトウェア アプリケーションをご利用いただけます。
•Autodesk® Product Design Suite Ultimate (オートデスク プロダクト デザイン スイート アルティメット)
•Autodesk® Simulation Mechanical (オートデスク シミュレーション メカニカル)
•Autodesk® Inventor® Publisher (オートデスク インベンター パブリッシャー)
•Autodesk® Vault Professional (オートデスク ボールト プロフェッショナル)
•Autodesk® Building Design Suite Ultimate (オートデスク ビルディング デザイン スイート アルティメット)

*1 価格は各アプリケーションの商用ライセンス(最大 5 ライセンス)に基づいています。
*2 本プログラムの参加の可否は、下記URLの申込フォームから申請いただき、オートデスクによる審査結果に基づきます。
*3 サブスクリプション、トレーニング サービスは、本プログラムの対象外です。

申込方法を含む「クリーン テック パートナー プログラム」に関する詳細は、以下 URL をご覧ください。
www.autodesk.co.jp/cleantech

以上

当プレスリリースに関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

◆ 報道関係者問い合わせ窓口
オートデスク プレスデスク 担当:木下/田坂
Email: autodesk@golinharris.com
TEL: 03-5484-6024
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