今日の企業が共有するファイルタイプの多様化、ファイル転送量の増加、コンプライアンス監視の拡大により、セキュアなファイル転送は複雑さを増しています。また、従来の多種多様なファイル転送プラットフォームに伴うコスト上昇を抑える必要性も高まっています。さらに、FTPや電子メールなどの従来のファイル転送ソリューションでは、金融サービス企業が求めているセキュリティ、監査可能性、ガバナンスを満たすことができません。
GXSのホスティング型Managed File Transferソリューションは、金融サービス業界がこうしたビジネス上の課題を克服できるように次の機能を備えています。
•セキュリティ-暗号化、否認防止、認証用デジタル署名により、文書が改ざんされずに到着したことを確認し、送信者と受信者を検証します。
•可視性-システムデータをそのライフサイクルを通して表示し、ファイルの送信者や交換方法、ファイルをいつ誰が閲覧したかなど、重要な情報を確認できます。
•配信の保証と監査-繰り返し発生するプロセスの自動化、転送のスケジュール、ファイルの整合性維持に加え、文書が改ざんされずに予定通りの時刻までに配信されることを保証し、規制コンプライアンスに必要な監査証跡を作成します。
GXSのグローバル製品開発担当ディレクタであるボブ・ロスマン(Bob Rossman)は次のように述べています。「金融サービス業界においてセキュリティは最優先事項です。金融取引の相手との間では時間厳守の機密情報が大量に流れますが、現在あるファイル転送ソリューションの多くは業界の要件を満たしていません。SaaS(Software-as-a-Service)プラットフォーム上に構築されたGXS MFTでは、セキュアな金融データ環境が用意されるうえに、金融機関とその顧客は迅速かつ容易にソリューションの利用を開始できます。」
GXS BizManager製品スィートの一部であるGXS MFTは、セキュアなファイル転送、プロトコル変換、ファイルの監視とレポート作成、プログラム管理、および社内・社外両方のユーザサポートを管理します。SFTP、FTPS、FTP(プライベート接続上)、AS2、AS3、ブラウザベースのHTTPSなど、一般的に使用されているプロトコルを含む、オープン標準のサポートを基本に構築されたGXS MFTは、文書をセキュアかつ効率的に伝送します。
GXSを利用することで、金融サービス企業は顧客や取引相手と統合し、重要な情報をデジタルに共有して、さまざまなデリバリチャネルを介する各顧客との接続で生じる課題を打開できます。
GXSは、現金管理、商業融資、カード処理、加盟店サービス、有価証券および保険など、中核的な金融サービスにおける経験を活かして、顧客へのサービスデリバリのコストと複雑さを軽減し、製品化スピードアップと収益化までの時間短縮を促進します。
■将来予想に関する記述
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用語解説
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