多くの卸売業の企業は、現在および今後の製品購入に関する判断を行う際、週次であがってくるPOSデータに依存しています。しかし通常、個々の小売業者から提供されるPOSデータは、フォーマット、測定基準、製品属性の詳細がばらばらで、各メーカーが手動でまとめて分析しなければならないのが現状です。GXS Trading Gridは、POSデータを1つの効率的なレポートにして自動でティラーマン社に配信し、簡単に分析できるようにすることで、コストと時間のかかる手動プロセスをなくしました。
ティラーマン社のマネージングパートナーであるクリス・ボーデュアス(Chris Borduas)氏は次のように述べています。「POSデータの実績追跡とレポートに伴う手作業をなくすことで、お客様企業に対して付加価値をご提供できるようになりました。他のソリューションとは異なり、ティラーマン社のアプリケーションはすべての利用先から販売データを収集することができるため、お客様の顧客企業すべてを対象とした実績をレポート化することができます。卸売企業を経由せずにGXS Trading Gridから直接データを取得できるため、POSの結果を効果的なレポート化するのに必要となる主要データを以前より容易に収集することができるようになりました。」
GXSのグローバルビジネス開発担当副社長であるアンドレア・ブロディ(Andrea Brody)は次のように述べています。「今回の提携により、ティラーマン社のお客様はPOSデータを包括的に把握できるようになりました。GXSは、データフォーマットや言語などの違いに関係なく、企業がそのプロセスを完全に可視化してビジネスの現状を正確に把握し、データに基づいた意思決定を下せるようにします。」
ティラーマン社は、提供するSaaSソリューションの中で、EDIデータ、非EDIの金融データ、製品カタログなどのデータを組み合わせて最高品質のデータセットを作成しています。複数のデータソースが統合されているため、このSaasソリューションを利用する卸売企業は、ベンダー別、部門別、ブランド別、小売業者別、製品属性別に売上、手元在庫、値引きに関する情報を正確に提供できます。さらに、EDI 852を使用した店舗の所在地および規模別の業績の可視化も可能です。
自動車、ハイテク、金融サービス、消費財、小売業界では、数千社もの企業が、調達から支払、受注から入金までといったサプライチェーンプロセスをGXS Trading Gridで自動化しています。また、GXS Trading Gridは、EDIやXMLなどの普及している標準を使用し、電子製品カタログ、在庫レポート、注文書、出荷通知、請求書、送金通知などの情報交換も可能にします。B2B統合を行うことで、電子メール、FAX、電話など、時間がかかり、ミスが発生しやすい通信方法がなくなるため、情報交換のコストだけでなく、取引先間におけるデータの流れが滞ってしまうという事態も減らすことができます。
■GXSについて
GXS は、世界最大の統合クラウド「GXS Trading Grid」を運用するB2Bデータ連携・統合サービスのリーディングプロバイダーです。GXS のソフトウェアおよびサービスは、上位25サプライチェーンの22社を含む550,000社を越える企業で利用され、パートナーネットワークの拡張、受信プロセスの自動化、電子決済の管理およびサプライチェーン可視化の向上に役立っています。グローバルB2Bデータ連携クラウドサービス「GXS Managed Services」は、GXS独自のアプローチでB2Bデータ連携・統合業務を改善し、GXS Trading Grid®をプロセス編成サービス、そしてグローバルチームと連携して、多企業間のB2B データ連携プロセスを管理します。
GXSはメリーランド州ゲーザーズバーグに本社を置き、従業員数は2,800人以上、世界20カ国の拠点を軸にグローバルB2B統合サービスを提供しています。GXS株式会社は、米GXS Inc.の100%出資による日本法人です。詳しくはWebサイト( (リンク ») )、GXSブログ(英語: (リンク ») )、ツイッター(英語 (リンク ») )、LinkedIn(英語: (リンク ») )をご覧ください。米国証券取引委員会に提出した公開書類もご覧いただけます(英語: (リンク ») )。
用語解説
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