ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下SAS)は、株式会社ネットプロテクションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:柴田 紳、以下 ネットプロテクションズ)が、ビジネス上の重要なリスク管理やマーケティング施策の検討などをより正確でタイムリーに行う目的でSASのアナリティクス製品である「SAS(R) Visual Analytics」および「SAS(R) Enterprise Guide」を採用したと発表しました。
電子商取引などの通信販売における未回収リスク保証型後払い決済サービスを提供しているネットプロテクションズでは、ビジネスの成長に伴って業務やサービスが増加し、同時に業務システムの数も増加してきました。同社はビジネスの状況を把握するために、データウェアハウスを導入して、業務システムから生成されるデータを分析しています。しかし、これらのデータの統合が業務システムの増加に追いつかず、そのために業務/サービスによっては分析のためのデータ収集に時間がかかり、分析効率に影響していました。また未回収率の分析など、複数のデータソースにまたがった分析をどのように行うかということも課題となっていました。
そこでネットプロテクションズでは、データの加工から高度な分析までをビジネスユーザー自身で行うことができ、かつ大量のデータを高速に処理してビジュアルに表現できるSAS Visual AnalyticsおよびSAS Enterprise Guideの導入を決定しました。ネットプロテクションズのCTO 鈴木史朗氏は、「SASの採用により、今後も増加する業務システムから生成されるデータをビジネスユーザー自身が結合し、その上で直感的に高度な分析を行うことが可能になるでしょう。さらに加盟店データと取引データなど、別々に存在していたデータを横断して分析することで、未回収率やリピート率などのデータを用いて、ビジネス上重要な意味を持つリスクの管理や販促活動を正確に行うための分析ができるようになると期待しています。また、そこで得たデータ分析のノウハウを基に、データの利活用の推進を図っていきたいと考えています」と述べています。
SAS Visual Analyticsは、統計解析の専門的な知識がなくても扱うことができるEasy Analytics製品です。あらゆるサイズのデータを極めて短時間に分析できるインメモリ・アナリティクス機能をもち、データを素早くメモリ上に読み込み、高速な処理によりデータ・ビジュアライゼーション(視覚化)を実行します。また、代表的なアナリティクスの機能をもち、アナリティクスやビッグデータ・アナリティクスを導入する企業にも最適です。ユーザーは、すべてのデータを検証して、数十億行ものデータの相関関係もわずか数分、数秒で実行し、WebレポートやiPad(R)、Androidタブレットを通じて、得られた結果をビジュアルに表示します。これにより、視覚化しなければ把握が困難であったデータ内のパターンや傾向、関係性を、速やかに特定することが可能となります。
<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名( (リンク ») )
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
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