DDoS攻撃は企業の業務遂行に混乱を来たし、収益機会の逸失やブランドイメージの失墜をもたらします。そうした攻撃は、多数の「ゾンビマシン」がウェブサイトやアプリケーションに向けて、正常に見せかけたデータを一斉に送信することで実行され、実質的にシステムリソースが対応しきれない状況となることから稼働不能となり、さらなるセキュリティ脅威に対しても脆弱な状態となります。
近年多数のDDoS攻撃が報道されています。2013年初頭から攻撃件数が3倍になったほか、今年に入ってからはボリューム型の攻撃も増加しているとの報告もあります。また、モバイルプラットフォームからでもダウンロードして実行できる数多くのツールも存在し、初心者でも容易にDDoS攻撃を行えるようになってきています。犯罪組織は、企業が不法に競合他社のサービスの質を低下させることができる安価なオンラインDDoS攻撃サービスを提供しており、オンラインゲームやギャンブル業界で被害が多く報告されています。最近では、Blizzardのゲームサービス(Daiblo、World of Warcraft、StarcraftおよびHearthstone)がDDoS攻撃の影響を受けたとの報告があるほか、3月にはオンラインのプロジェクトマネジメントサービスを提供するBasecampがDDoS攻撃を利用した脅迫被害を受けています。こうしたデータは、DDoS攻撃がインターネット上の誰でも大規模かつ容易に実行可能であることを示唆しており、A10はDDoS攻撃からの防御策ならびに緩和策の強化に向けたサービスの提供拡大を続けていきます。
A10のチーフテクノロジーオフィサーであるRaj Jalanは次のように述べています。「A10のチームにTerrenceのような手腕と地位を備えた人材が加わることは極めて幸運なことです。DDoS攻撃は急速な勢いでA10の世界中のお客様にとって最大のセキュリティ脅威になっていることから、脅威を監視し、顧客に緩和策の警告と戦略を提供することがますます必要となっています。Terrenceのリーダーシップのもとで、A10はセキュリティ情報の収集および防御能力を強化し、多額の損害と大規模な被害をもたらす攻撃から顧客を守り続けます」。
A10 Networksについて
アプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーであるA10 Networks(NYSE: ATEN)は、ネットワーキングと、セキュリティ分野における革新的なソリューションの提供を目指して2004年に設立されました。あらゆるお客様のアプリケーションを高速化、最適化するとともに、そのセキュリティの確保をも支援することができる高性能な製品群を開発しています。当社は米国シリコンバレーに本拠地を置き、米国各地のほか世界各国に拠点を置いています。詳しくはホームページをご覧ください。www.a10networks.com
A10ネットワークス株式会社について
A10ネットワークス株式会社は、米国A10 Networksの日本法人として、2009年3月に設立されました。米国に本社をもつ「日本企業」として、日本のお客様の意見や要望を積極的に製品に取り入れると共に、ネットワーキング・セキュリティ分野のテクノロジリーダーとして、常に革新的なソリューションをタイムリーに且つリーズナブルな価格でご提供することを使命としています。詳しくはホームページをご覧ください。
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