A10 Networksのプリンシパルリサーチサイエンティストに元Prolexic社のTerrence Gareauが着任

A10のDDoS対策セキュリティリサーチチームを指揮

A10ネットワークス株式会社

2014-05-01 14:00

A10 Networksは同社のプリンシパルリサーチサイエンティストにTerrence Gareauが着任したことを発表しました。Gareauは、セキュリティの技術・対策チームを構築し、A10のADC、CGNおよびDDoS防御専用アプライアンス製品のユーザーに対して、DDoSに関する詳細な調査とアドバイザリーサービスを提供します。 2013年初頭からDDoS攻撃件数は3倍になり、誰でも大規模かつ容易に実行できるためA10はDDoS攻撃からの防御策ならびに緩和策の強化に向けたサービスの提供拡大を続けていきます。
2014年4月9日(カリフォルニア州サンノゼ発) - アプリケーションネットワーキングのテクノロジーリーダーであるA10 Networks (NYSE: ATEN)は、同社のプリンシパルリサーチサイエンティストにTerrence Gareauが着任したことを発表しました。Gareauは、セキュリティの技術・対策チームを構築し、A10のADC(アプリケーションデリバリーコントローラー)、CGN(キャリアグレードNAT)およびDDoS(分散型サービス拒否攻撃)防御専用アプライアンス製品のユーザーに対して、DDoSに関する詳細な調査とアドバイザリーサービスを提供します。この情報収集および脅威に関するアドバイザリーサービスにより、件数やボリューム、巧妙化が進み深刻な影響を与えかねないDDoS攻撃から顧客のネットワークを保護することで一層の支援を実現します。A10 Networks入社以前、GareauはProlexic(Akamai社が最近買収)の提供する業界で有名なDDoS対策サービス「PLXsert」を立ち上げ責任者を務めていました。 

DDoS攻撃は企業の業務遂行に混乱を来たし、収益機会の逸失やブランドイメージの失墜をもたらします。そうした攻撃は、多数の「ゾンビマシン」がウェブサイトやアプリケーションに向けて、正常に見せかけたデータを一斉に送信することで実行され、実質的にシステムリソースが対応しきれない状況となることから稼働不能となり、さらなるセキュリティ脅威に対しても脆弱な状態となります。

近年多数のDDoS攻撃が報道されています。2013年初頭から攻撃件数が3倍になったほか、今年に入ってからはボリューム型の攻撃も増加しているとの報告もあります。また、モバイルプラットフォームからでもダウンロードして実行できる数多くのツールも存在し、初心者でも容易にDDoS攻撃を行えるようになってきています。犯罪組織は、企業が不法に競合他社のサービスの質を低下させることができる安価なオンラインDDoS攻撃サービスを提供しており、オンラインゲームやギャンブル業界で被害が多く報告されています。最近では、Blizzardのゲームサービス(Daiblo、World of Warcraft、StarcraftおよびHearthstone)がDDoS攻撃の影響を受けたとの報告があるほか、3月にはオンラインのプロジェクトマネジメントサービスを提供するBasecampがDDoS攻撃を利用した脅迫被害を受けています。こうしたデータは、DDoS攻撃がインターネット上の誰でも大規模かつ容易に実行可能であることを示唆しており、A10はDDoS攻撃からの防御策ならびに緩和策の強化に向けたサービスの提供拡大を続けていきます。

A10のチーフテクノロジーオフィサーであるRaj Jalanは次のように述べています。「A10のチームにTerrenceのような手腕と地位を備えた人材が加わることは極めて幸運なことです。DDoS攻撃は急速な勢いでA10の世界中のお客様にとって最大のセキュリティ脅威になっていることから、脅威を監視し、顧客に緩和策の警告と戦略を提供することがますます必要となっています。Terrenceのリーダーシップのもとで、A10はセキュリティ情報の収集および防御能力を強化し、多額の損害と大規模な被害をもたらす攻撃から顧客を守り続けます」。

A10 Networksについて

アプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーであるA10 Networks(NYSE: ATEN)は、ネットワーキングと、セキュリティ分野における革新的なソリューションの提供を目指して2004年に設立されました。あらゆるお客様のアプリケーションを高速化、最適化するとともに、そのセキュリティの確保をも支援することができる高性能な製品群を開発しています。当社は米国シリコンバレーに本拠地を置き、米国各地のほか世界各国に拠点を置いています。詳しくはホームページをご覧ください。www.a10networks.com

A10ネットワークス株式会社について

A10ネットワークス株式会社は、米国A10 Networksの日本法人として、2009年3月に設立されました。米国に本社をもつ「日本企業」として、日本のお客様の意見や要望を積極的に製品に取り入れると共に、ネットワーキング・セキュリティ分野のテクノロジリーダーとして、常に革新的なソリューションをタイムリーに且つリーズナブルな価格でご提供することを使命としています。詳しくはホームページをご覧ください。
(リンク »)
Facebook: (リンク »)

A10 Networks、A10 Thunder、vThunder、ACOS、aCloud、aFleX、aXAPI、aVCS、Virtual Chassis、AX、SoftAXおよびaFlowは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称 はそれら各社の商標です。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]