ウインドリバー、NFVに最適化された高速仮想スイッチで画期的な性能を実現

ウインドリバー株式会社 2014年05月12日

ニュースハイライト
・ウインドリバーの高速化された仮想スイッチソフトウェアは、ハードウェアアクセラレーションを必要とせずに、標準的なOpen vSwitchの20倍の性能を実現します。
・高速仮想スイッチは、NFVアプリケーション向けの包括的な基盤プラットフォームの構成要素として、「Wind River Carrier Grade Communications Server」に実装されています。
・Carrier Grade Communications Serverは、通信ネットワーク向けに99.9999%の信頼性(エンタープライズクラスのソリューションに比べて最大1,000倍の稼働率向上)を提供する、唯一の商用プラットフォームです。

2014年5月7日、カリフォルニア州アラメダ発 - ネットワーク対応インテリジェント システム向けWind River Carrier Grade Communications Server」(*1)に搭載された仮想スイッチの高速化により、業界トップクラスの性能を達成したと発表しました。この高ソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは、NFV(Network Functions Virtualization)向け「速仮想スイッチは、双方向トラフィックを伴う実環境のユースケースにおいて、業界標準サーバプラットフォーム上のプロセッサコア2個だけを使用して、ゲスト仮想マシンに1,200万パケット/秒の送信を行うことが可能です。これは、一般的なエンタープライズデータセンターで使用される標準Open vSwitch(OVS)(*2)ソフトウェアの性能の20倍になります。さらに、複数コアでインスタンス化する際にスケーラビリティを無制限に提供できるため、他の商用ソリューションと比較すると、特別なハードウェアアクセラレーションを必要とせずに、最大33%減のCPUリソースで業界をリードする性能を実現できます。

サービス事業者がネットワーク運用コストの削減や新たな付加価値サービスの展開加速を目的に、NFVアーキテクチャを採用する場合、仮想スイッチはVNF(Virtualized Network Function)を実行する基盤プラットフォーム内部で、重要な役割を果たします。VNFが処理するネットワークトラフィックの帯域幅は、仮想スイッチの性能によって決まり、プラットフォームの全体的なコストパフォーマンスに直接影響します。サービス事業者の最終目標は、仮想化アプリケーションを使ったサービスから収益を上げることなので、仮想スイッチ機能が消費するCPUリソースを最小限に抑えて、VNFが使用できるリソースを最大化することが重要です。

Wind River Carrier Grade Communications Serverに搭載された高速仮想スイッチは、デュアルソケット構成のインテルXeon(R)プロセッサプラットフォーム(動作周波数2.9 GHz)内のプロセッサコア2個だけを使用して、1,200万パケット/秒(64バイトのパケット)を処理できます。この測定値は、NICから仮想スイッチに送られ、仮想マシンを経由して、仮想スイッチからNICに戻る、双方向のネットワークトラフィックに基づいています。これは、トラフィックの流れをNICと仮想スイッチ間に限定した(仮想マシンの省略により、有効な作業が実行されていない)単純化された構成ではなく、実際のNFV構成に相当する環境です。仮想スイッチの性能は完全にディターミニスティックで、機能の実行に割り当てられたプロセッサコアの数に比例して向上します。そのため、必要な帯域幅が絶えず変動するNFVの展開に必要なスケーラビリティを提供できます。

ウインドリバーの高速仮想スイッチは、仮想マシン内で動作するゲストOSを幅広くサポートしているので、仮想化アプリケーションを迅速に展開できます。対応ゲストOSは、エンタープライズクラスのLinuxディストリビューション、お客様独自の「自社製」Linux実装、Windows(R)、Wind River Linuxなどです。高速仮想スイッチは標準仕様の未修正ゲストアプリケーションや、業界標準のKVMハイパーバイザをサポートしています。Intel Data Plane Development Kit(Intel DPDK)をベースにした仮想アプリケーションは、Wind River Advanced Virtual Portのポーリングモード仮想NICドライバにより、未修正で実行できます。これらの独自機能により、サービス事業者や通信機器メーカーは、既存アプリケーションの修正や再検証を行わなくても、高速仮想スイッチの性能、スケーラビリティ、信頼性を利用できます。

ウインドリバーの通信事業担当ジェネラル・マネージャー、マイク・ラングロアは次のように述べています。「Carrier Grade Communications Serverの主要要素として、ウインドリバーの高速仮想スイッチは、99.9999%の信頼性が求められる通信ネットワークにとって、非常に重要なキャリアグレード機能を実装するために、一から開発されました。たとえば、仮想マシンのライブマイグレーションでは、ダーティページの更新による影響を最小限に抑えながら、高速コンバージェンスを行えます。最適なリソース割り当てを実現するために、標準Open vSwitchで見られる10%以上のジッタがない、ディターミニスティックな処理性能を提供します。さらに、LAG、VLANタギング、VXLANといったプロトコルにより、通信ネットワークに不可欠なセキュリティ機能を提供します」

Wind River Carrier Grade Communications Server(高速仮想スイッチを含む)は、先行版として一部のお客様にご利用いただいております。Wind River Carrier Grade Communications Serverについて、およびNFVとネットワークの変革に伴うビジネスチャンスと課題に対するウインドリバーの取り組みについては、こちらをご覧ください。
(リンク »)

*1: (リンク »)
*2: (リンク »)

■ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェント システムの革新とデプロイを支援します。
(リンク »)

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*Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または
登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

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