ウインドリバー、NFV導入を加速するTitanium Cloudエコシステムプログラムを発足

ウインドリバー株式会社 2014年06月24日

ニュースハイライト
・ウインドリバーは、Wind River Carrier Grade Communications Serverを中心に、最適化された相互運用可能な標準製品ソリューションのエコシステムを構築する目的で、Titanium Cloud NFVパートナープログラムを新設します。
・ブロケード、ジェンバンド、Metaswitch Networks、Nakina Systems、Overtureの各社が、エコシステム初期パートナーとしてTitanium Cloudプログラムに参加しています。
・ウインドリバーは今週シカゴで開催されるLight Reading Big Telecom Eventで、同社NFVソリューションとTitanium Cloudプログラムについて紹介します。

2014年6月18日、カリフォルニア州アラメダ発 - ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、Wind River Carrier Grade Communications Server向けTitanium Cloudエコシステムプログラムを発足しました。同プログラムのもとで、ウインドリバーおよび参加パートナー企業は、最適化された相互運用可能なハードウェア/ソフトウェアソリューションを提供していきます。これにより、サービス事業者や通信機器メーカーは、NFV(Network Functions Virtualization)ベースのインフラ導入に伴う市場投入までの時間を短縮できるようになります。現在プログラム参加を表明しているのは、ブロケード、ジェンバンド、Metaswitch Networks、Nakina Systems、OvertureのNFV業界大手5社で、今後、他のパートナー企業も参加する予定です。

ウインドリバーが主導するこのエコシステムでは、Titanium(チタニウム)という名称にふさわしく、Carrier Grade Communications Serverプラットフォームをベースにした、盤石なソリューションの構築を目指します。Titanium Cloudパートナー各社は、ウインドリバーの通信分野のエキスパートと緊密に協力しながら、ウインドリバープラットフォームの機能をフルに生かせるように、自社標準製品の最適化を行います。ウインドリバーは同プログラムとウインドリバーのNFVソリューションについて、Light Reading Big Telecom Event(ブースC4)で紹介します。

Carrier Grade Communications Serverには、通信ネットワークに必要なキャリアグレードの信頼性を達成可能なNFV基盤を実現するソフトウェア要素が統合されています。既存の通信ネットワークでは、99.9999%の信頼性(年間ダウンタイム30秒以下)を実現します。一方、ITアプリケーション向けエンタープライズクラスのソフトウェアをベースにしたプラットフォームでは、通常99.9%(年間ダウンタイム約9時間)にとどまるため、過大なコストや収益の損失が生じます。Carrier Grade Communications Serverは、サービス事業者が仮想化基盤に移行する際に99.9999%の信頼性を維持できる、唯一の商用NFVサーバソリューションであり、「常時接続」への期待に応えることが可能です。さらに、VNFのパフォーマンス高速化や、VNFのインスタンス化、管理、メンテナンスの簡素化機能の提供により、お客様はネットワークにNFVを段階的に導入しつつ、設備投資コストと運用コストの両方を最小限に抑えることができます。

ウインドリバーはTitanium Cloudエコシステムプログラムの新設により、業界をリードするハードウェア/ソフトウェア各社と連携して、Carrier Grade Communications ServerによるNFV導入に最適化された、相互運用可能な標準製品のエコシステムを構築していきます。サービス事業者や通信機器メーカーはこれらの製品がCarrier Grade Communications Serverと事前にインテグレーション済みかつ検証済みであること、ライブネットワークでの導入に対応していることを確信して選んでいただけます。また、全体的なNFVアーキテクチャの複数の層にまたがった実績のあるソリューションが提供され、市場投入までの時間の短縮と、エンド・ツー・エンドなインフラの導入に伴うスケジュール面のリスク軽減を図ることができます。また、同プログラムは通信ネットワーク以外にも、ヘルスケア、インダストリアル、オートモーティブといった、多様な市場のミッションクリティカルなモノのインターネット(IoT:Internet of Things)アプリケーションに、高信頼性インフラのメリットを提供します。

ウインドリバーの通信事業担当ジェネラル・マネージャー、マイク・ラングロアは次のように述べています。「NFV基盤の実現には、エコシステム全体にわたる協業が必要です。シームレスに統合されたエンド・ツー・エンドなソリューションの提供により、必要なキャリアグレード性能と信頼性を備えた仮想化サービスを提供できます。Carrier Grade Communications Serverが提供するのは、この基盤の重要要素です。Titanium Cloudエコシステムプログラムでは、ウインドリバーがブロケード、ジェンバンド、Metaswitch、Nakina、Overtureといった業界大手各社と連携するための枠組みを用意します。運用コストの削減と高価値な新サービス導入の加速の両立など、重要な経営課題にサービス事業者が対応できるように支援する、標準製品ソリューションを提供していきます」

インテルの市場開発コミュニケーション&ストレージ・インフラストラクチャ・グループ担当ディレクター、サンドラ・リベラ氏は次のように述べています。「通信サービス事業者が求めているのは、複数ベンダの相互運用可能な製品から構成される、検証済みでエンド・ツー・エンドなNFVソリューションです。アーキテクチャ内の単一の要素を提供する単体製品ではありません。Titanium Cloudエコシステムの発足は、この重要課題に対処するのに役立つはずです。インテルアーキテクチャプラットフォーム上で動作するCarrier Grade Communications Serverをベースにした、検証済みで相互運用可能なハードウェアやソフトウェアを使ったNFVの採用が、Titanium Cloudによって加速されると期待しています」

Wind River Titanium Cloudエコシステムプログラムの詳細については、こちらをご覧ください。
(リンク »)  (英語)

通信分野のエキスパートによって開発されたCarrier Grade Communications Serverは、Wind River Open Virtualization、Wind River Linux、最適化されたリアルタイムKVM(KVM++)、キャリアグレード強化版OpenStack(R)、Intel(R) Data Plane Development Kit(Intel DPDK)高速仮想スイッチテクノロジをベースにしています。Carrier Grade Communications Serverの詳細については、こちらをご覧ください。
(リンク »)  (英語)

各社コメント:
「Brocade Vyatta Platformは、通信業界のNFV導入の動きに即応するもので、ネットワークの増大する動的な負荷の管理を容易にする、高性能で相互運用可能なネットワーキングサービスを通信事業者に提供します。通信業界は自社ネットワーク用にキャリアグレードの信頼性を備えた、オープンでスケーラブルなNFVソリューションを求めています。Titanium Cloudエコシステムを通して、ウインドリバーと協業し、相互運用可能なネットワーキングサービスを提供することで、オープンプラットフォーム上で、クラストップレベルのパフォーマンスを提供します。革新的で信頼性の高いシステムの迅速な開発を可能にします」
- ブロケード社ソフトウェア・ネットワーキング事業担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー、ケリー・ヘレル氏

「Titanium Cloudエコシステムへの参加を喜ばしく思っています。高性能NFVソリューションをサービス事業者向け市場に提供するエコシステムにより、市場投入までの時間が大幅に短縮されます。ウインドリバープラットフォームで同社と協業することで、サービス事業者が抱える市場課題への対応を支援する、革新的なソフトウェアベースNFVソリューションの市場投入を目指しています」
- ジェンバンド社ソリューションズ・マーケティング担当シニアディレクター、サンジャイ・バティア氏

「Metaswitch Perimeta Session Border Controllerには、サービス事業者の仮想化ネットワーク保護という重要な機能があります。Titanium Cloudエコシステムの一員として、Carrier Grade Communications Serverの99.9999%の信頼性とVNF高速化を生かし、クラストップレベルのパフォーマンス、堅牢性、拡張性を実現する、実績のあるエンド・ツー・エンドなソリューションの構成要素として、Perimetaを提供します」
- Metaswitch Networks社CTO、マーティン・テイラー氏

「NakinaのNetwork Integrityソリューションは、VNFのオーケストレーション向け機能から構成されています。ネットワーク要素データへのキャリアグレードアクセス、標準OSS/BSSシステムとの統合、システムアクセスおよびコンフィギュレーション用標準化モデルなどが揃っています。Titanium Cloudエコシステムにより、当社のソフトウェアをCarrier Grade Communications Server上で稼働すれば、キャリアグレードの信頼性で動作する完全ソリューションの一部として、包括的なオーケストレーション機能が提供されます」
- Nakina Systems社CEO、メアリー・オニール氏

「OvertureのEnsemble OSA(TM)は、サービス事業者メトロエッジ専用に構築された、サービスオートメーションとNFV向けのオープンプラットフォームです。当社のお客様はキャリアグレードのソリューションを求めており、ウインドリバーのCarrier Grade Communications Serverは、まさにそういったソリューションのインフラ構築の支援を目的にしています。Titanium Cloudエコシステムへの参加を喜ばしく思っています。サービス事業者には、当社のEnsemble OSAソリューションがWind River Carrier Grade Communications Serverと連携しており、キャリアグレードの共同プラットフォームの運用を最適化できることに、確信を持っていただけます」
- Overture社エンジニアリング担当CTO兼シニアバイスプレジデント、プレイソン・ペイト氏

■ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは10億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェント システムの革新とデプロイを支援します。
(リンク »)

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*Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または
登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

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