グランフロント大阪 知的創造拠点「ナレッジキャピタル」、ナレッジキャピタル発のコラボレーション展示

オリックス株式会社

From: Digital PR Platform

2014-11-21 13:34


一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)と、ナレッジキャピタルに参画・活動する梅花女子大学(学長:長澤 修一)ならびに、凸版印刷株式会社(代表取締役社長:金子 眞吾)は、ナレッジキャピタルでの出会いをきっかけに、新しい展示コンテンツ開発のコラボレーションを進めてまいりました。
この度、コラボレーションの成果である ~大人から子どもまで楽しめる不思議体験コンテンツ~「超アナログ!でも3D? のぞきこみシアター」を、グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」3階にて、展示を開始いたします。
また、11月29日(土)には、梅花女子大学、凸版印刷(株)よりそれぞれゲストを迎え、トークイベントを実施いたします。

開催期間 : 2014年11月21日(金)~2015年1月31日(土) 
開催場所 : グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル「The Lab. みんなで世界一研究所」3階   


【「超アナログ!でも3D? のぞきこみシアター」とは】
「超アナログ!でも3D? のぞきこみシアター」は、梅花女子大学が図書館に貴重書として所蔵する19世紀のイギリスの[Great exhibition of works of industry](しかけ本)を、凸版印刷(株)がスキャニング・画像処理などのデジタル化を行い、スケールの大きな現代版の「しかけ本」空間を再現・展示します。
本展示の特徴は、19世紀の「しかけ本」が持つアナログならではの不思議な面白さを、当時と同様のアナログな見せ方でありながら、最新のデジタル化技術を活用してダイナミックかつ高精細、緻密に表現する事で、当時の「しかけ本」に描かれた世界を映像とは異なる不思議な3D体験を楽しめます。
19世紀の「しかけ本」をベースに、アナログからデジタルへ、デジタルからアナログへというプロセスを経て、誰もがその場で簡単に楽しめる体験型コンテンツを創出する、これまでには無いコラボレーションプロジェクトです。

梅花女子大学所蔵の「しかけ本」は、一般に「ピープショウ・ブック」(トンネル・ブック、のぞきからくり絵本)と呼ばれています。主に19世紀前半のイギリスで制作され人気を博しました。表紙は本の形式で、中身は絵を蛇腹の形で連結させており、蛇腹部分を広げて中央の覗き穴を覗くと奥行のある立体的な風景が現れます。梅花女子大学所蔵の「しかけ本」の中でもとりわけ精巧な構造で、1851年にイギリスで開催された第1回ロンドン万国博覧会のクリスタルパレス内の風景が立体的にいきいきと表されています。絵はリトグラフによる単色(墨)印刷に、手彩色によって色が着けられています。
「しかけ本」のデジタル化では、「しかけ本」として各ページがつながった層の状態を保ちながらスキャニングする必要があるため、専用の装置(上記写真参照)をオリジナルで製作しました。装置の上に「しかけ本」をセットし、表面に透明のフィルムをのせて保護します。スキャナーをスライドさせて表面をスキャニングしていき、各ページの間に隙間を作ることで「しかけ本」を傷めることなく全ページのデジタルスキャニングに成功しました。
本展示はできるだけ実物の「しかけ本」に忠実な仕様にした上で、「しかけ本」の世界に没入していただけるような展示再現を工夫しました。9枚のパネルを約30cm間隔でのぞきこみやすい高さに並べて、手前にはのぞきこみの穴を開けています。
「シアター」に仕込まれた「しかけ本」は長辺が1000mmで、実物の表面積比は約25倍、のぞきこみの奥行きは約3mで、実物50cmの6倍となっています。

【コラボレーションの経緯について】
梅花女子大学と、凸版印刷(株)は、ナレッジキャピタル 「The Lab. みんなで世界一研究所」に参画しています。梅花女子大学の図書館の貴重書を、凸版印刷(株)のデジタル技術を活用した新しい手法で表現できないかというニーズをきっかけに、ナレッジキャピタルによるコーディネートのもと、両者マッチングしました。プロジェクトの進行状況をナレッジキャピタル参画者に公開してアイデアを集う等、コンテンツの企画、制作、展示手法等を3者のプロジェクトメンバーで推進し、今回の成果展示を実現しました。
「The Lab.」での展示終了後は、梅花女子大学の図書館や、学園資料展示室などで在学生をはじめ、卒業生や来場される方々への展示を予定しております。

【展示概要】
名   称 : ~大人から子どもまで楽しめる不思議体験コンテンツ~「超アナログ!でも3D?のぞきこみシアター」
展示期間 : 2014年11月21日(金)~2015年1月31日(土) 10:00~21:00
会場 : グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル「The Lab. みんなで世界一研究所」3階
入場料 : 無料

【トークイベント開催概要】
名   称 : ~大人から子どもまで楽しめる不思議コンテンツ~
        「超アナログ!でも3D? のぞきこみシアター」をもっと楽しむために
        凸版×梅花の面白ミニトーク
開 催 日 : 2014年11月29日(土)
開催時間 : 14:00~15:00
会   場 : グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル「The Lab. みんなで世界一研究所」2階 アクティブスタジオ
入 場 料 : 無料

(1) テーマ: ~覗くと拡がる「しかけ本」の不思議~ イメージを拡げる特殊印刷・加工の世界
登壇者: 凸版印刷株式会社 西日本事業本部 関西情報コミュニケーション事業部 販売促進部 
      課長 末吉 敬子

覗くとそこには「博覧会」の世界が拡がる「しかけ本」。19世紀に誰がこのようなしかけを考えたのでしょうか?         印刷物に効果的な付加価値をつけ、イメージをリアルに伝える 「特殊印刷・加工」のいろいろをご紹介します。 実際にサンプルを手に取り、ひと味違う特殊印刷・加工で驚きをご体感ください。

(2) テーマ: 余暇の愉しみ ~ヴィクトリア朝レディたちの優雅な装い~
登壇者: 梅花女子大学 文化表現学部 情報メディア学科 
      教授 好田 由佳

イギリスで開催された第1回ロンドン万博(1851年)は、まさに科学技術の進歩とレジャー時代の到来を象徴する一大イベントでした。その万博に訪れた女性たちは、ヴィクトリア朝時代を象徴する華麗なファッションを装っていました。ヴィクトリア朝時代は、慎み深い、かよわい女性が、女性の理想像とされ、コルセットで細いウエストを演出することがステイタスシンボルとされた時代でもありました。そのレディたちが、レジャーの愉しみをみつけるなかで、新しいファッションを需要していく経緯を紹介します。


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<本件に関するお問い合わせ先>
■本展示について
一般社団法人ナレッジキャピタル(担当:稗方、青山)  電話:06-6372-6427/FAX:06-6359-2970/URL: (リンク »)

■19世紀の貴重書[Great exhibition of works of industry](しかけ本)・トークイベントについて
梅花女子大学(担当:藤原、木村) 電話:072-643-6343/FAX:072-643-6277/URL: (リンク »)

■デジタル化・展示手法ついて
凸版印刷株式会社(担当:小林) 電話:03-3835-5636/FAX:03-3837-7675/URL: (リンク »)
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※ナレッジキャピタルはオリックスグループを含む12社が推進する事業です。
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