ウインドリバー、Edge Management Systemの導入により、IoTを進展

ウインドリバー株式会社

2014-12-10 11:00

ニュースハイライト
・モノのインターネット(IoT:Internet of Things)向けクラウド型プラットフォームにより、デバイスを集中管理コンソールにセキュアに接続できます。デバイス管理機能とソリューションの拡張性を実現します。
・Wind River Edge Management Systemは、新たに発表されたインテル(R) IoT プラットフォームの構成要素です。
・Edge Management Systemにより、ウインドリバーはエッジでのインテリジェントデバイスの管理から、ゲートウェイ、ネットワーク、クラウドにいたるまで対応可能な、エンド・ツー・エンドなIoT向け製品ラインアップを提供します。

2014年12月9日、カリフォルニア州アラメダ発 - ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、クラウド型IoTプラットフォーム「Wind River Edge Management System」を発表しました。デバイスを集中管理コンソールにセキュアに接続することが可能で、デバイス管理機能とソリューションの拡張性を実現します。同プラットフォームは、新たに発表されたインテルインテル(R) IoT プラットフォームの構成要素でもあります。

Edge Management Systemは、デバイスからクラウドまでカバーする、事前にインテグレーション済みのテクノロジスタックで、インテル(R) IoT プラットフォームや、他のIoTベンダーのコンポネントとの設定不要の連携が検証されています。具体的には、Edge Management Systemのエージェントにより、クラウドとの接続が可能になり、データの取得、ルールベースのデータ分析や応答、コンフィギュレーション、ファイル転送といった機能を簡単に実現します。お客様はAPI管理を利用して、特定業種向けIoTソリューションの構築や、異種エンタープライズITシステムとの統合を迅速に行えます。クラウドベースのミドルウェアが、組込みデバイスでの実行からクラウドとの連携まで対応しており、市場投入までの時間の短縮や総所有コストの削減が可能です。

VDC Research社のIoT&組込み技術部門エグゼクティブバイスプレジデント、クリス・ロンメル氏は次のように述べています。「IoTは、コンテキストリッチなデバイスのインタラクションやインサイトによって、新たなビジネス価値を提供できる大きなビジネスチャンスを生み出しています。しかし、このように高価値化、複雑化しているデバイスのネットワークには、IoTネットワークアーキテクチャ全体でデータ、セキュリティ、サービスを効果的に管理する新たなプロセスやプラットフォームが必要です」

Edge Management Systemの主な特長は、以下のとおりです。
・デバイス管理:リモートデバイス管理機能により、遠隔診断・保守が可能で、点検コストを削減できます。
・セキュリティ:セキュアなソフトウェアアップデートが、デバイス上のセキュリティ機能(ホワイトリスティングや完全性監視など)に統合されています。
・テレメトリとアナリティクス:リモートデータ取得機能により、センサーデータやシステムのヘルスデータを収集し、アクションにつながるインテリジェンスに変えます。

インテル(R) IoT プラットフォームの構成要素であるEdge Management Systemは、インテル(R) IoTゲートウェイとインテグレーション、検証されます。インテル(R) IoTゲートウェイに含まれている「Wind River Intelligent Device Platform XT」は、ゲートウェイのセキュリティ、管理、接続を目的にした総合的なソフトウェア開発環境で、事前にインテグレーション済みかつ完全テスト済みの即使用可能なコンポネントを提供します。これに加えてEdge Management Systemは、幅広いハードウェアとOSをサポートしており、お客様のIoT実装に最大限の柔軟性を提供します。

ウインドリバーのシニアバイスプレジデント兼最高マーケティング責任者(CMO)、ジム・ダグラスは次のように述べています。「IoTはビジネスに変革をもたらします。マシンデータをアクションにつながるインサイトに変え、新たな収益源の創出、既存インフラの最大利用、ビジネスプロセスの改善を実現します。ウインドリバーはEdge Management Systemにより、エッジでのインテリジェントデバイスの管理から、ゲートウェイ、ネットワーク、クラウドとの連携まで、IoTアーキテクチャ全体に対応する包括的な製品ラインアップを提供します。これにより、お客様に最大限の価値を提供できます」

Wind River Edge Management Systemの詳細については、こちらをご覧ください。
(リンク »)
IoTがもたらすビジネスチャンスと課題にウインドリバーがどのように対応しているかについては、こちらでご覧いただけます。
(リンク »)

■ウインドリバーについて
ウインドリバーはインテルコーポレーション(NASDAQ:INTC)の完全子会社であり、ネットワーク対応インテリジェント システム向けソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。ウインドリバーは、1981年からエンベデッドデバイス向けソフトウェアを提供するパイオニアであり、そのテクノロジは20億を超える製品に使用されています。ウインドリバーは、業界でも屈指の包括的な組込みソフトウェアポートフォリオを有しており、ワールドクラスのプロフェッショナルサービスおよびサポートを提供し、さらにこれらは広範なパートナーエコシステムに支えられています。テクノロジと専門性を提供することで、安全、セキュア、そして信頼性に優れたインテリジェント システムの革新とデプロイを支援します。
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*Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
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