A10 、ThreatSTOPのグローバルな脅威情報によりADCとDDoS防御製品のセキュリティ機能を強化

A10ネットワークス株式会社

2015-06-09 16:00

A10 Networks™は本日、A10 Threat Intelligence Service (脅威情報サービス) 提供のため、サイバーセキュリティソフトウェア開発企業であるThreatSTOPと提携したことを発表しました。
*本内容は、2015年6月9日(米国時間)に米国A10 Networksが発表した報道資料の抄訳版です

 2015年6月9日(カリフォルニア州サンノゼ発)アプリケーションネットワーキング分野におけるテクノロジーリーダーであるA10 Networks™ (リンク ») (NYSE:ATEN 以下、A10)は本日、A10 Threat Intelligence Service (脅威情報サービス) 提供のため、サイバーセキュリティソフトウェア開発企業であるThreatSTOPと提携したことを発表しました。新しいA10のThreat Intelligence Serviceは、A10のアプリケーション・デリバリー・コントローラー「Thunder ADC」およびDDoS防御専用アプライアンス「Thunder TPS」のアプリケーションセキュリティ機能を強化し、外部から内部、内部から外部への攻撃を含むサイバー攻撃からお客様のアプリケーションおよびユーザーを保護します。
 A10はThreatSTOPが提供する高度な脅威監視プラットフォームから高品質な脅威関連情報を取得します。これにより、脅威関連情報を動的かつほぼリアルタイムでお客様に提供することが可能となり、サイバー攻撃によるデータ搾取の防止、ネットワークの負荷低減、攻撃の最小化を実現します。

 サイバー攻撃の攻撃手法と攻撃元は多岐にわたり、特定は非常に困難です。また、オンプレミス型のセキュリティソリューションでは、悪意あるトラフィックに攻撃されるまで調査行動を取ることができません。脅威を特定するまでに脅威にさらされる時間が長くなるだけでなく、正しく分析するために大量のコンピューティングリソースや広範な人的リソースが必要となります。

 A10 Threat Intelligence Serviceは、DShield、abuse.ch、Shadowserverを含む30以上の脅威関連情報源から入手したレピュテーションデータを組み合わせることで、Thunder ADCおよびThunder TPSが既知の攻撃者からのトラフィックを瞬時に特定し防御することを可能にします。

A10 Threat Intelligence Serviceには以下のような利点があります。
• 将来的な脅威からネットワークを防御
• 導入済みのセキュリティ製品では適用されない脅威を防御
• ネットワークのパフォーマンスと効率を向上

 インターネット上の潜在的な攻撃者を継続的に表示する脅威情報ネットワークにより、グローバルな情報を活用し、悪質なインターネットサイトからのトラフィックを防御できるようになります。既知のボットや攻撃元を特定することで、お客様は既存セキュリティ製品の負荷を軽減することが可能になります。A10 Threat Intelligence Serviceは、スパムやフィッシングの配信元といった既存のセキュリティ対策で対処できないセキュリティ上の脅威や、デバイスで対策対象として設定されていない攻撃も捕捉します。

 A10 Networksのグローバルマーケティング担当ヴァイスプレジデントであるSanjay Kapoorは次のように述べています。「私たちの目標は、高速かついつでも利用でき、パーソナライズされたアプリケーションを提供するだけではなく、安全でセキュアな、「アメイジング・アプリケーション・エクスペリエンス(素晴らしいアプリケーションの利用体験)」をお客様に提供することです。ネットワークセキュリティは、情報が多いほど高い効果が得られます。既知の攻撃者からの接続を積極的に防御することでお客様がサイバー攻撃の被害者になることを防ぎます。A10は効果的なフィードを配信してきた経験と実績からThreatSTOPを採用し、その結果私たちの脅威に対するソリューションは大幅に強化されました。」

A10 Threat Intelligence Serviceの機能は以下のとおりです。
• Command and Control (C&C)コンピュータをネットワーク上の通信からブロック
• ゼロデイ攻撃からの防御
• 既知のサイバー攻撃者が行うスキャンからネットワークを隠ぺい
• オプションのフィードバックにより改善、パーソナライズされた脅威情報データ

 ThreatSTOPの創業者でCEOのTom Byrnes氏は次のように述べています。「ThreatSTOPはアクティブなC&Cシステムとその制御下にあるボット、さらに攻撃を増幅するために悪用される不正に配置された第三者のホストに関するデータを収集し、即時に対処できるようにします。大規模で変化の激しい悪質なネットワークインフラストラクチャーに対応する我々のリストは、大容量で拡張性の高いA10のThunder ADCおよびThunder TPSに最適です。」

リリース予定
 A10 Threat Intelligence Serviceは、Thunder ADCおよびThunder TPSにおいて2015年第3四半期中に提供されます。

A10 Networks / A10ネットワークス株式会社について
A10 Networks(NYSE: ATEN)はアプリケーションネットワーキング分野におけるリーダーとして、高性能なアプリケーションネットワーキングソリューション群を提供しています。世界中で数千社にのぼる大企業やサービスプロバイダー、大規模Webプロバイダーといったお客様のデータセンターに導入され、アプリケーションとネットワークを高速化し安全性を確保しています。A10 Networksは2004年に設立されました。米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置き、世界各国の拠点からお客様をサポートしています。

A10ネットワークス株式会社はA10 Networksの日本子会社であり、お客様の意見や要望を積極的に取り入れ、革新的なアプリケーションネットワーキングソリューションをご提供することを使命としています。
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A10 logo、A10 Networks、 A10 Thunder、Thunder、Thunder TPSは米国およびその他各国におけるA10 Networks, Inc. の商標または登録商標です。その他上記の全ての商品およびサービスの名称はそれら各社の商標です。
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