昨今、IoT(Internet of Things=モノのインターネット)に大きな注目が集まり、さまざまな企業からIoT機器やIoT対応プラットフォームの対応が発表されています。しかしながら、複数企業から提供されるIoT機器やIoT対応プラットフォームを組み合わせて動かしてみたり、デモを行うことは多くのコストがかかり難しい状況でした。
そこで、IoT Future Lab.では、数多くの国内外のIoT機器を常時設置して稼働確認や接続確認を行うことができるだけでなく、IoT機器メーカーが開発中の機器を持ち込んで他の機器やプラットフォームとの接続や連携を確認することが可能としました。さらに、IoT Future Lab.内のオープンスペースとセミナールームでは、IoTに関するレクチャーや情報交換会を定期的に開催し、IoTだけでなく人的な繋がりの強化にも寄与します。(図 (リンク ») )
■設置するIoT機器メーカーと機器(一例)
<メーカー名(ABC順) / IoT機器名>
・エーアンドディー(日本) /
UM-211(血圧計)、UT-201(体温計)
・Amaryllo /
iCamPRO Deluxe
・Bowood(台湾) /
AIR MENTOR 8096-AP
・Cerevo(日本) /
BlueNinja、cloudiss、Hacky、Listnr、他
・Custom(日本) /
CT-600BT(温度ロガー)、HLT-100BT(温湿度照度計)
・Estimote(米国) /
Estimote Proximity Beacons、Long Range Location Beacons、Estimote Stickers、Estimote Mirror
・OMRON(日本) /
HEM-9200T(血圧計)、HN-290T (体重計)
・Parrot(フランス) /
Flower Power
・Photosynth(日本) /
Akerun
・Senic(ドイツ) /
Nuimo(汎用ダイアル)
・Sphero(米国) /
BB-8、Force band
・Texas Instruments(米国) /
SimpleLink SensorTag
・小国町森林組合など(日本) /
表情識別センサー連携「アロマディフューザー」
■IoT Future Lab.のメリット
<IoT関連企業 / メリット>
・IoT機器メーカー /
他社機器の組み合わせや、IoTミドルウェアとの接続検証ができる。
定期開催するセミナーでエンドユーザーにアピールができる。
自社機器や他社機器と組み合わせたデモスペース。
・IoTインテグレーター /
実際の機器に触ったり、使ってみることができる。
・IoTユーザー /
Platioを使って自社専用IoTアプリを作ってみることができる。
■ラボの概要
【住所】
東京都品川区大井1-47-1 NTビル 1F
【構成・広さ】
合計面積:530㎡
オープンスペース :1室(132㎡)
セミナールーム :1室(124㎡)
会議室 :6室(計181㎡)
スタジオ :1室(11㎡)
リラックススペース:1室(82㎡)
【責任者】
IoT Future Lab.所長 田村 健(東京R&Dセンター長)
【設置可能機器】
IoT製品、開発中のプロトタイプなど。
館内のセンサーと接続した実験、デモ、展示が可能です。
【営業時間】
月曜日~金曜日(祝日、年末年始休暇を除く) 9:00~17:00
※ご利用、ご見学の方は事前予約が必要です。
【WEBサイト】
(リンク »)
(IoT機器の展示、館内の見学等に関するお問い合わせもこのサイトで受け付けています。)
■IoT Future Lab.全体見取り図 (リンク »)
■今後の展開
インフォテリアは、IoT Future Lab.においてIoTのビジネス現場における可能性を多くのパートナーとともに実証・追求し、同時に当社IoT製品の提供と進化をもって、IoTの普及に貢献してまいります。
<熊本県産「小国杉」の活用について>
今回のオフィスリニューアルでは、森林保全活動「Infoteria Green Activity(※2)」で提携している小国町森林組合を通じて、樹齢60~80年の小国杉約15本(4m材約100本分)を調達し活用しました。また、インフォテリアでは企業ノベルティーグッズなどでも小国杉を活用するなど、間伐材を活用することで森林荒廃の抑制と国内林産業の再生に貢献していきたいと考えています。(イメージ (リンク ») )
用語解説
※1:インフォテリア調べ
※2:現在の地球上には、地球温暖化、大気・水質汚染、自然破壊、森林の荒廃など、自然環境におけるエコシステムの崩壊により地球環境の継続性が危ぶまれています。昨年度に策定しました「Infoteria Green Activity」では、こうした問題に対処する活動を社会動向も踏まえた中で選択し、中長期的な視点で展開していくものです。インフォテリアは、ビジネスの現場でのパートナーシップとなる「エコシステム」を作り上げることだけではなく、自然環境における「共存協栄」を実現する「エコシステム」の整備にも注力し、持続可能な社会の構築に貢献していきたいと考えています。この活動を通じて「地球環境・自然」と「人間社会・産業」との間の「エコシステム」の構築に向けた様々な施策を中長期的な視点で展開し、サステナブルな社会の実現を目指してまいります。
■「インフォテリア株式会社」について(Webサイト (リンク ») )
1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に5,500社以上(2016年6月末現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、現在1,000件以上(2016年6月末現在)の企業や公共機関で採用されています。
【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社
広報・IR室 長沼史宏
TEL:03-5718-1297
E-mail:press@infoteria.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。